天気予報は何を使ってチェックする? 84.6%の人は……

2010/06/14 06:57

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天気予報マクロミルは2010年6月10日、梅雨に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、天気予報をチェックする媒体としては「テレビ」がもっとも多く84.6%に達していた。次いでパソコンのインターネットが7割近くとなっている。携帯電話のインターネットは3割程度でしかない(【発表リリース】)。


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今調査は梅雨が無い北海道を除く全国20歳以上の男女を対象にインターネット経由で2010年6月2日-3日にかけて行われたもので、有効回答数は500人。男女比は1対1で年齢階層比は20代・30代・40代・50代でほぼ均等割り当て。

出かける前から雨が降っていれば素直に傘を持参すればよいが、曇り空など天候が怪しかったり、前日まで雨が降るなどで外出中の天気の変化が気になる場合、何らかの手段で天気予報を確認したくなるもの。その天気予報はどんな媒体でチェックするかについて複数回答で聞いたところ、もっとも多い回答は「テレビ」だった。

↑ あなたは、天気予報を何でチェックしますか(複数回答)
↑ あなたは、天気予報を何でチェックしますか(複数回答)

今件がインターネット経由の調査で多分にもデジタル媒体にかたよりが生じ得るデータであることを考えると、「テレビの天気予報の視聴割合の高さ」が改めて理解できる。

次いで多いのはパソコン経由のインターネット。機動力は携帯電話の方が上だが、その携帯で天気予報をチェックする人はパソコンの半分程度に留まっている。【携帯で良く使われるコンテンツ、新聞? 乗換案内?? それ以上に愛用されるのは…!?】で紹介したように、携帯電話でもっともよく使われるコンテンツは「天気予報」という結果もあるが、それでも3割程度でしか無い。

最近は各ポータルサイトの天気予報コーナーも色々と充実し、都道府県別だけではなく各主要都市別に時間単位での情報提供、さらにはソーシャルメディアライクに「その地域に住んでいる人による天気投稿とその結果」までも機能として登場している。

↑ Yahoo!天気情報から「今日の天気」部分を抜粋。自分の住んでいる場所をチェックするという利用スタイルを活かし、その地域での今の天気を尋ね、投票させ、結果を表示している。他要素のバイアスがほぼ無いため、かなり参考になる
↑ Yahoo!天気情報から「今日の天気」部分を抜粋。自分の住んでいる場所をチェックするという利用スタイルを活かし、その地域での今の天気を尋ね、投票させ、結果を表示している。他要素のバイアスがほぼ無いため、かなり参考になる

常に「ながら視聴」をしているテレビで確認しながら、パソコンを使っている最中はパソコンのサイトで詳しい情報を確認し、出先では携帯電話で最新・行先の天気予報をチェックする。これからの雨の多い季節には、そのような天気予報活用スタイルが増えてくるのだろう。


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