【更新】「紅茶」と聞いたらまず「午後の紅茶」……ではなくて!?
2010/06/07 12:05


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今調査は2010年5月20日から29日にかけて、携帯電話を用いたインターネット経由で18-59歳の男女に対して行われたもので、有効回答数は800。男女比は1対1、年齢階層比は10代19人・20代274人・30代325人・40代130人・50代52人。
良く飲む飲料としてはコーヒーや緑茶、炭酸飲料に遅れを取る形となってしまっている紅茶だが、決して個々の人気が低いわけではない。多くのブランドが流通し、またストレートティーだけでなくアップルティー・オレンジティーなどのさまざまなフルーツティーで、果実とのコラボレーションを提供してくれている。
それでは「紅茶」と聞いて頭にイメージするブランド・メーカーは何だろうか。自由回答で聞いたところ、トップには「リプトン」がついた。全体で56.5%と、半数以上の人が「紅茶だったらリプトン」という連想をしている。

↑ 紅茶と聞いて思いつくブランド/メーカー(自由回答)(上位5位のみ抜粋)

第二位は「午後ティー」の愛称でも知られている「午後の紅茶」。こちらは圧倒的な種類の豊富さと広報宣伝への力の入れ方が功を奏したものと思われる。トップの「リプトン」を除けば、他のライバル的な立ち位置にあるブランド・メーカーに大きく差をつけている。
興味深いのは年齢階層別で見ると、いくつかブランド浸透度に違いが見受けられること。

↑ 紅茶と聞いて思いつくブランド/メーカー(自由回答)(上位5位のみ抜粋)(年齢階層別)
10代は参考値のため除くとして、40代は「リプトン」がやや高めで「午後の紅茶」が低め、50代は逆に「リプトン」が低めで「午後の紅茶」が高めとなっている。紅茶の味そのものに大きな違いがあるとは思えないので、広報展開の際に年齢別の好き嫌いが生じたのだろうか。
コンビニやスーパーなどで飲料水の陳列棚を見る機会があれば、どのような紅茶のブランドがあるのか、意識して眺めてみると面白いかもしれない。自分が知らなかった、はじめて目に留まるものもあることだろう。
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