かゆみ止めの「ムヒ」、誤変換から知るその由来

2010/06/05 19:30

ムヒ先に【さつま芋作りに挑戦……(1)苗植えまで】で紹介したさつま芋栽培大作戦、幸いにもある程度状況が進展したので、「そろそろ写真を撮っておくか」とばかりに庭で撮影大会。気が付くと足や手の複数個所が蚊に刺されていた。このまま放置しておくと手足がエラいことになるので、慌てて薬箱からかゆみ止め『ムヒ』を引っ張り出して、患部におもむろに塗りたくる。そして【ツイッターでつぶやいた】際、最初の入力で「ムヒ」とするところを「無比」と誤変換してしまい、つい「ムヒを『無比』と誤変換して、なんかドーピング的アイテムを使っている気分になった」と(本当の意味でひとりごちて)つぶやいてみたのだが……

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ムヒの語源は「唯一無比」「天下無比」らしいです。

というお話をある方からURL付きでいただいた。そのURLを見てみると、ムヒの販売元【池田模範堂「ムヒの歴史……商品・販促品・広告の歴史」】のページ。そこには次のように書かれてあった。

ムヒは無比

「比べるものがないほどすぐれた効き目」の商品という意味を込めてつけられた名前です。「唯一無比」、「天下無比」が語源です。

……。つまり、誤変換の「無比」はそのまま「ムヒ」の由来、語源で間違い無かったわけだ。確かに類似商品が出ているものの、現在では軟膏状のものをはじめ、スプレータイプ、パッチタイプ、さらにはアンパンマンやハローキティとのコラボ商品もあわせ、「ムヒ」は虫さされ関連の薬としては「無比」な知名度・効用を誇っている。名前に偽りなし、とはまさにこのことだ(「虫さされにはキンカン」の「キンカン」もあるが、ムヒと比べると普及度はちょっとだけ遅れを取っている感はある)。

もちろん由来を知ったからといってかゆみが止まるまでのスピードが上がるわけでは無く、半分の量で同じ効用が得られるわけでもない。しかし単に「ムヒ」という商品を知っているだけよりは、その由来を知った上で使っている方が、何となく得をした気分になれるのは当方だろうか。

ちなみにこのやりとりをしたあと、別の方から「昔は無比膏という表記だった」という意見をいただいた。これについてはやはり池田模範堂の【会社案内ページ】などに記載があるが、国内流通用では無く東南アジア向け用の表記とのこと。「『無比膏(MOPIKO)』ブランドはかゆみ止めナンバーワンブランドになっています」との表記にあるように、日本国外でも「ムヒ」は「無比」なる力を発揮しているようだ。

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