ビルの壁がはがれて……!? 周囲の人の足を引きとめるビルの3D広告

2010/06/03 05:58

BMWのビル広告ビルの壁面は比較的大きな面積を持つ平面のため、例えば【思わず目が留まるビルを使った広告たち】【世界最大のクロスワードパズルとは?】などのように、広告、あるいは芸術の表現の場として使われることが多々ある。今回紹介するのもその類のものだが、ビルを映画のスクリーンに見たて、そこに3D映像を展開、自社商品をアピールしようとするもの。その迫力と興味深さ、面白さに多くの人が足を留め、携帯電話やハンディビデオを使い、とりこになってしまった(トリガー記事:【The ADS of the World】、参考【autoblog】)。

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↑ BMW JOY 3D: Asia's 1st Interactive 3D Building Projection。
↑ BMW JOY 3D: Asia's 1st Interactive 3D Building Projection。

これはBMWのスローガン「(駆け抜ける歓び)Sheer Driving Preasure」を元に、同社が多種多様な方法で「歓び」を提供していこうというキャンペーンの一環として行われたもの。シンガポールのビル(商業開発地区のサンテックシティ中央部にある2棟のビル)をスクリーンとして用い、BMWの商品などをイメージするダイナミックな3D映像を展開。周辺にいる人たちの足を留め、しばしの間夢の時間を堪能させることとなった。

↑ 突然壊され、再構築される壁。一瞬「なにこれ?」と人々は驚きの声をあげる
↑ 突然壊され、再構築される壁。一瞬「なにこれ?」と人々は驚きの声をあげる

映し出された映像は動画の通りだが、例えば大きな手がビルの壁をばらばらに壊していき、それをさまざまな形に再構築してしまう。そして「歓びはBMWに(JOY IS BMW)」のメッセージにもあるように、多種多様な「面白オカシな」ものが3Dで演出されていく。

↑ 盛り上がり、空に放たれていくかのように見える文字たち
↑ 盛り上がり、空に放たれていくかのように見える文字たち

↑ ビルの壁面を用いて繰り広げられる、クラシックタイプのテニスゲーム
↑ ビルの壁面を用いて繰り広げられる、クラシックタイプのテニスゲーム

↑ 自社商品の自動車を棚から取り出し、快適な環境下で走らせるシーンも
↑ 自社商品の自動車を棚から取り出し、快適な環境下で走らせるシーンも

動画の最後には「アジアで最初のインタラクティブ3Dなビルへの投影映画」と説明されているが、元記事のコメントなどに目を通すと「少なくともインタラクティブ(相互作用・双方向)ではないよね」「3Dと評していいのかな?」という記述が目に留まる。3D云々は人の評価次第だが、インタラクティブについては確かに指摘の通り「一方的に見せるだけ」なのだから「一方通行」でしかなく、インタラクティブとは言い難い(あるいは動画には解説の無かった「仕組み」があるのだろうか)。

なお今動画はBMWのシンガポール支社が自ら掲載したものだが、同プロモーションを撮影した個人の動画を見ると、「インタラクティブ」さが推測可能な部分を見つけることができる。


↑ BMW Joy 3D - SMS Interactive Billboard 。
↑ BMW Joy 3D - SMS Interactive Billboard 。

壁に映し出されたスマートフォンが、(周囲にいる人も含めた)一般の人たちから受信したSMS(ショートメッセージサービス)を次々と映し出していく。これなら確かに「インタラクティブ」に違いない。最初の動画はこの部分を略していたため、「インタラクティブでは無い」という指摘を受けてしまったのかもしれない。

インタラクティブか否かは別としても、魅力的なプロモーションには違いない。一度に楽しめる人はその場にいるごく少数だけだが、彼らの脳裏には深く刻まれる。そしてこのように動画などで配信されることにより、多くの人にその素晴らしさが伝わることだろう。

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