ロボットらばBigDogの弟分はもっとリアルなロボット「LittleDog」

2010/05/31 07:00

「LittleDog」以前【ロボットらばBigDog、四足で山道を駆け登る】【さらに高速に、さらなる悪路もOKに・進化継続中なロボットらばBigDog】などで、アメリカで軍用として開発中の「ロボットらば」ことBigDogの開発状況についてお伝えした。これを開発している【the Boston Dynamics】が同時並行的に開発を進めている【LittleDog】の映像について先日見る機会を得られたのだが、BigDogの初見同様にショックを受けるような内容だった。今回はこのLittleDogについて紹介をすることにしよう(【トリガー記事:walyou:Little Mechanic Dog -- Evil Seeker for Defense】)。

スポンサードリンク



↑ The latest version of the LittleDog Robot。
The latest version of the LittleDog Robot。

LittleDogの内部構造これは先のBigDog同様、アメリカ国防総省高等研究計画局(DARPA)の出資の元で創られている「物資輸送用ロボット」の試作ケースの一つ。特に悪路での歩行における移動パターンについて研究するために開発されたもので、DARPA以外にスタンフォード大学やMIT、カーネギーメロン大学など多数の大学との共同企画として進められている。

4本の脚は3台のモーターで駆動し、各種センサーや自律走行・制御プログラムのもとで歩行(無線による通信も可能で、各種データを収めるログ機能も備えている)。内蔵されたリチウム電池によって30分は充電なしで稼働が可能とのこと。

BigDogは馬などの大型動物の挙動を思い起こさせたが、今LittleDogは小型犬のそれを強くイメージさせられる。特に動画の30秒、あるいは1分前後の部分で凸凹の岩で出来た悪路を恐る恐る渡り歩く様子は、まさに子犬がおっかなびっくり前に進んでいく様子が頭に思い浮かばせてくれる。動きをよく観察すると、普段は片足を相互に繰り出して前進するが、片足だけでは難しいような場所(階段や大きなブロック)などは、まるで人間が両手を壁にかけているかのように、前の両足を同時に振り上げてひっかけ登って行こうとする。

外見が真黒なまま(まるでゴ……かカブトムシのメスのような)なので多分な無骨感、気持ち悪さを覚えるが、これが仮に子犬か子猫のような外装をしていたのなら、印象は相当違ってくる。とはいえ、それはイメージだけの話で、移動機能・性能が驚異的なものであることに違いは無い。あと数年もしたら、外観さえうまく作り上げることができれば、動きを含めて犬や猫とほぼ変わりない挙動をするロボットもできるのではないか……そんな気さえしてくる。

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー