ネット、料理本、それよりテレビ! 旬な料理を作る時に参考にするメディアとは

2010/05/28 05:04

料理と料理本パルシステム生活協同組合連合会は2010年5月25日、主婦の「食材の鮮度」と「料理」に関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体においては、「旬な料理」の参考にする媒体としてもっとも多くの人が挙げたのは「テレビ」だった。過半数の55.5%がテレビを参考にすると答えている。次いでインターネット、料理本と続いているが、スーパーなどの小冊子やチラシと答える人も4割近くに達しており、これらの素材が役に立っていることを再認識させる結果となっている(【発表団体ページ】)。

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今調査は2010年4月30日から5月6日にかけて、週一以上で料理をする20-49歳の主婦を対象に携帯電話によるインターネット経由の調査で行われたもので、有効回答数は1000人。年齢階層比は20代127人、30代497人、40代376人。

献立の選択は料理を担当する人(主に主婦)にとって最大の悩ませどころ。旬な材料を使った方が安上がりで済むし美味しいモノが作れるわけだが、具体的に何が旬で、その材料から何を創ればよいのかは、色々な媒体を参考にするというもの。逆に媒体で「気づかされて」その料理を決めた、というパターンも多いはず(例えばテレビで「今、アスパラが旬なんですよ-」という話を耳にし、「それなら今日はアスパラ炒めにしようかしら」といった具合)。

そこで「旬な料理」の参考にするもの(媒体)について複数回答で尋ねたところ、もっとも多い回答項目は「テレビ」だった。55.5%の人が「テレビ」と答えている。

↑ 「旬な料理」の参考にするもの(複数回答)
↑ 「旬な料理」の参考にするもの(複数回答)

今件が携帯電話経由ということで、多少のIT系バイアスがかかっていることも合わせて考えると、料理絡みにおけるテレビの影響力の大きさがあらためて認識できる。

一方「インターネット」は第二位。項目を見る限りパソコン、携帯電話を問わずということだから、ここまで料理関連の情報の参考にインターネットが使われているのも理解できる(ちなみに【携帯と料理レシピ、二つの事例でサイトアクセスの「特異性」を検証する】で触れているが、当方が運営しているレシピサイト【「レシピ雑記帳」】では、今やパソコン版より携帯電話版の方がアクセス数が多い状況だ)。

あのチラシや小冊子にスポットライトを!
テレビやインターネット、そして料理本などが上位につくのは当然として、興味深いのは「スーパーなどにある小冊子・チラシ」が38.3%の回答を示していること。4割近くの人がこれらの媒体を参考にしているわけだ。スーパーのレジ横や袋詰をする机、サービスセンターそばにさりげなくコーナーが用意してある、それこそオマケ的な存在ともいえる料理のレシピのチラシや小冊子。実は当方(不破)も気になるものがあれば手に取り、自宅でストックしているのだが、これだけ多くの人が有益さを認めていることになる。

滅多なことでは評価されない、やもすると「経費ばかりかかってメリットが見られないから削減」と、どこぞの国の仕分け人みたいな判断を下されかねないチラシや小冊子。今件のデータを元に、再評価の光を当ててもよさそうだ。


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【料理レシピ、もっとも参考にするものは「自分の頭の中のレシピ」】

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