アメリカでのツイッターの普及浸透度をグラフ化してみる

2010/05/17 07:15

ツイッター利用シーンアメリカの調査機関Edison ResearchとArbitronが提示した、2008年から2010年までの3年間、アメリカでの継続調査の結果をまとめたレポート「Twitter Usage In America」を元に、色々な角度からソーシャルメディアやツイッターのアメリカでの浸透度をかいま見る企画記事第二弾。今回は140文字以内で自己表現をするミニブログこと【ツイッター(Twitter)】の普及度に関するデータをいくつか抽出し、グラフ化してみることにする。

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今調査は過去3年間に渡り、携帯電話や固定電話経由で電話による調査でアメリカにて行われたもので、有効回答数は1753人。年齢階層などは非公開だが、対象は12歳以上。

まずはツイッターやFacebookの認知度。2010年の時点では9割近くが認知している。

↑ 「ツイッター」「Facebook」を聞いたことがあるか
↑ 「ツイッター」「Facebook」を聞いたことがあるか

Facebookは2008年時点ですでに半数の人に知られていたが、ツイッターは20人に1人の割合でしかなかった。それが2010年には17倍強にまで増加している。

しかしツイッターに限れば、利用者はまだ少ない。

↑ 現在ツイッターを使っているか
↑ 現在ツイッターを使っているか

【ツイッターの現在利用率8.2%、若年層ほど高い割合】などにもあるが、日本での利用性向は1割未満というのが実情。アメリカでも実は状況にあまり変わりがないようだ。

それでは利用者はどのような人たちなのだろうか。年齢階層・性別の区分は次の通り。「月一以上の利用者」とあるのは、要は「アカウント作ったけれども放置しているような、ゴーストアカウントではない」という意味合い。

↑ ツイッター利用者区分(年齢階層、月一以上の利用者)
↑ ツイッター利用者区分(年齢階層、月一以上の利用者)

↑ ツイッター利用者区分(性別、月一以上の利用者)
↑ ツイッター利用者区分(性別、月一以上の利用者)

若年層がツイッターを使うか否かについては諸説入り乱れており(そもそもアカウントには年齢などを入力する項目がないため、公式なデータは無い)、【中高年はブログへ、若年層はツイッターへ!?】をはじめ諸説入り乱れているのが実情。今データでは「男女比はほぼ等分」「34歳までの若年層で6割強」という結果になっている。

最後に「ツイッターの利用頻度」。これは「月一回以上」に限らず利用経験者すべてを対象にしている。グラフ中の「月1回未満」は事実上ゴースト会員扱いされていると見て良い。

↑ ツイッターの利用頻度は(利用経験者限定)
↑ ツイッターの利用頻度は(利用経験者限定)

1日1回以上はアクセスしている人が、頻度の高い人も合わせて33%。週1回以上で区分すると63%。利用性向は結構高い方と見てよいだろう。



今アンケートはインターネット経由ではなく、電話による聞き取り調査であることに、特段の価値がある。インターネット経由の調査の場合、調査母体において「インターネットがそれなりに使える、活用できる」というバイアスがかかるため、どうしてもある程度の偏りが生じてしまう可能性があるからだ。元々ネットユーザーを対象にすべき案件ならそれでも良いが、「ツイッター」「Facebook」の認知度調査結果などは、特に貴重なデータとして認識すべきである。

【「夜中でもチェック」19%…Facebookやツイッターが大流行のアメリカ、問題視されているのは「睡眠不足」!?】などの調査結果と付き合わせると、さらなる利用上のスタイルが見えてくるかもしれない。

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