アメリカのソーシャルメディア普及度をかいま見られるデータをグラフ化してみる

2010/05/16 12:00

ソーシャルメディア利用先日当方の巡回サイトの一つ【Online Ad】で気になるデータが紹介されていた。アメリカの調査機関Edison ResearchとArbitronが提示したレポート「Twitter Usage In America」だが、2008年から2010年までの3年間、アメリカでの継続調査の結果をまとめたもので、ツイッター利用を中心にしたソーシャルメディアやインターネット周りの利用者の意識がよく分かる内容となっている。早速資料を請求し取り寄せた素材の中から、今回はツイッターやFacebookを中心とした、ソーシャルメディア全体のデータをいくつか抽出し、グラフ化してみることにする。

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今調査は過去3年間に渡り、携帯電話や固定電話経由で電話による調査でアメリカにて行われたもので、有効回答数は1753人。年齢階層などは非公開だが、対象は12歳以上。

まずはFacebookやMySpaceなどのソーシャルメディア上に、自分のプロフィールページを有しているか。事実上、それらのソーシャルメディアを利用しているか否かを意味するが、利用度は2年経過でほぼ2倍に増加している。

↑ FacebookやMySpaceなどのソーシャルメディア上に自分のプロフィールページを有している
↑ FacebookやMySpaceなどのソーシャルメディア上に自分のプロフィールページを有している

「使ってはいないけど知ってるヨ」という認知度レベルではどうだろうか。代表的なサービスのツイッターやFacebookを挙げて尋ねたところ、2010年では両者とも9割近くが認知される結果となっている。

↑ 「ツイッター」「Facebook」を聞いたことがあるか
↑ 「ツイッター」「Facebook」を聞いたことがあるか

興味深いのはツイッターの認知度の加速度的な上昇率。サービスそのものは2008年より前から提供されていた。それがここまで急速に認知されたのは、やはり飛行機墜落事故の第一報がツイッター上で流れたことなど、きっかけを与える出来事が続々登場し、「注目を集める」「利用者が増える」「利用者の利用でメディアの価値が高まる」「ますます注目を集める」という、CGM(Consumer Generated Media、利用者が内容を創って行くメディアのこと)特有の成功方程式に乗ったことによるもの。利用ハードルが非常に低かったのも、それを助ける大きな要因となったのは言うまでも無い(【ツイッターの「公式」データを書き起こしてみる】にもあるが、ショートメッセージサービスをイメージしている)。

最後に年齢階層別のソーシャルメディア利用度。プロフィールページを有しているか否かということだが、若年層への普及ぶりと高齢層の利用度の急速な高まりが印象的。

↑ FacebookやMySpaceなどのソーシャルメディア上に自分のプロフィールページを有している(年齢階層別)
↑ FacebookやMySpaceなどのソーシャルメディア上に自分のプロフィールページを有している(年齢階層別)

元々若年層は利用率が高かったが、2年の経過でますます利用率は向上。中堅層も過半数が利用するに至っている。注目すべきは55-64歳の層で、4%から31%と実に8倍近くの上昇を見せている。【ソーシャルメディアの現状が分かるバイラルビデオの新作「Social Media Revolution 2」を視聴してみる】の言がそのまま裏付けられた形だ。



今回のデータで印象深いのは、やはり全体像として「加速度的にソーシャルメディアが広まっている」こと。男女別のデータはないので「老若男女」という言い回しは使えないが、少なくとも「老若」を問わず浸透が進んでいることが分かる。

来年、2011年にはこれらの値がどうなるのか、そして同じ調査を日本でも行ったらどのようなデータが出るのか。考えるだけでも色々と好奇心をそそられてしまうのは、当方だけではあるまい。

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