【更新】米市場の誤発注と思われる動きに起因する急落も…海外投資家、二週ぶりの売り超し(2010/05/14)

2010/05/15 19:30

東京証券取引所は2010年5月14日、2010年5月6日から5月7日(5月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆1638億7058万5000円なのに対し、買い総額は1兆9979億1314万2000円となり、差し引き1659億5744万3000円の売り超しとなった。これは先週から転じて二週ぶりの売り超しとなる。なお個人と証券会社、法人は買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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5月6日から5月7日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……2534億6253万6000円/3293億5120万8000円(758億8867万2000円買超)
・個人……5788億1485万2000円/9119億7362万5000円(3331億5877万3000円買超)
・外国人……2兆1638億7058万5000円/1兆9979億1314万2000円(1659億5744万3000円売超)
・証券会社……542億3416万7000円/749億3106万5000円(206億9689万8000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

4月5日-9日……5414億8890万5000円買超
4月12日-16日……2229億5223万6000円買超
4月19日-23日……134億9050万6000円売超
4月26日-4月30日……906億1993万7000円買超
5月6日-7日……1659億5744万3000円売超

今回計測週は前回計測週以上に営業日が少なく、わずか2日。通常週と比べて4割でしかない。ゴールデンウィークのど真ん中ということもあわせ、各部門別の出来高も少ないものとなっている。しかし外国人部門だけは、平常週とさほど変わらない動きを見せているのに注目したいところ。

肝心の値動きだが2日間では「値動き」も何もあったものではない……と言いたいところだが、ギリシャの債権危機、ユーロ問題、アメリカの原油採掘施設の事故、そしてアメリカ市場の誤発注と思われる動きに起因する急落など外部的マイナス要因がてんこ盛りで、日経平均株価は窓を開けての下落となった。あるいは外国人投資家の出来高が大きいのも、このあたりの事情が絡んでいるのかもしれない。

次回計測週、つまり今週は前週の終値を底値とする形で横ばいを見せているが、諸問題は解決とまでは程遠く、相場は不安定な状態が続いていることに違いは無い。市場そのものにどのような影響が及ぶのか、気になるところだ。

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