ペットボトル系のお茶、もっとも好かれているのは……!?

2010/05/05 06:58

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ペットボトルのお茶マイボイスコムは2010年4月26日、お茶系飲料に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうちペットボトルのお茶系飲料を飲む人において、もっともよく飲まれているのは伊藤園の「お-いお茶」であることが分かった。25.4%もの人が「最多飲用お茶」として選択している。上位には「爽健美茶」「伊右衛門」など有名どころが並び、5位までで7割強を占める結果となった(【発表リリース】)。


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今調査は2010年4月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3758人。年齢階層比は10代2%・20代12%・30代33%・40代31%・50歳以上22%。

調査母体のうち、ペットボトルのお茶系飲料を(頻度はともあれ)飲む人は90.7%。その人たちに「自分がもっともよく飲んでいるもの」を一つ選択肢の中から選んでもらったところ、トップについたのは伊藤園の「お-いお茶」だった。25.4%と、ペットボトル・ティーラーのうち四人に一人は「お-いお茶」派ということになる。

↑ 次にあげるペットボトルのお茶系飲料のうち、あなたが最もよく飲んでいるものはどれですか(ペットボトルのお茶系飲料を飲む人限定)
↑ 次にあげるペットボトルのお茶系飲料のうち、あなたが最もよく飲んでいるものはどれですか(ペットボトルのお茶系飲料を飲む人限定)

第二位にはコカ・コーラの「爽健美茶」、第三位はサントリーの「伊右衛門」、第四位はキリンの「生茶」、第五位はアサヒの「十六茶」。奇しくもこの上位五位で、主流飲料系メーカーが出そろったことになる。また、各媒体や店頭で「見たことある」ものばかり、言い換えれば商品展開力の大きなものが上位についている。

没個性になりがちな
ペットボトルのお茶たちは
名前で自己アピールをしている!?
今データを入力している時に気がついた……というか実感したのだが、ペットボトル系のお茶は非常に名前が個性的。普通はあり得ないような(単語レベルで変換できないような)漢字の組み合わせが多く、入力に通常の2倍くらいの時間がかかったほど。去年の調査結果は【お茶飲料 重視ポイント 一つだけ 「価格」以上に 「飲みやすさ」かな】にあるし、今件でも「飲みやすさ」「価格」「味の濃さ」が上位を占めている「購入する際に重視するポイント」ではあるものの、テレビなどの宣伝やお店で陳列されている状態から「ライバルのお茶ではなく自分を選んでもらう」際には、やはり「個性的な」「他の”お茶”に埋もれない」名前をつけているのが必要なのかな、と感じざるを得なかった。

難しい、あるいは個性的な名前だけに、一度覚えられたらなかなか忘れられない。そしてずらりと並ぶお茶(見た目はほとんど同じ!)の中でどれか一つを選ぶとしたら、やはり頭の中に名前が残っているものに手を伸ばす。その観点で考えると、ペットボトルのお茶たちは「ネーミング」の時点で激しいバトルを繰り広げているのだと実感させられてしまうものだ。


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