【更新】パソコンも使えるのに、なんでわざわざケータイでネット通販するの? 64.3%は……

2010/05/02 12:00

ケータイで通販クロス・マーケティングは2010年4月28日、ネット通販(インターネットを経由した通販。パソコン・携帯電話を問わず)に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、携帯電話でネット通販を利用する理由のトップには「移動中・出先で利用するため」がついた。ヘビー利用ユーザーでは64.3%もの人がそれを理由に挙げている。次点理由としては「携帯電話ならではのサービスがあったため」「パソコンを起動するのが面倒くさい」が続いている([発表リリース])。

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今調査は2010年4月7日-8日にかけてインターネット経由で20-69歳の男女に対して行われたもので、有効回答数は2000人。男女比は1対1、年齢階層比は10歳区分で均等割り当て。パソコン経由での調査なため、パソコンを使ってインターネットを利用できることが調査母体の前提条件。

パソコンでも携帯電話でもインターネットを利用できる人なのに、わざわざ「入力操作が面倒くさい」「ウィンドウが複数開かず表示が小さい」「処理速度が遅い」など、主に表現力の点で劣る携帯電話上でネット通販を利用するのはなぜだろうか。実際に利用している人を、「1か月に1度以上利用」をヘビーユーザー、それ未満の利用頻度の人をライトユーザーと定義し、それぞれの区分で「携帯電話でネット通販を利用する理由」について複数回答で尋ねたところ、トップには「移動中または出先で利用するため」がついた。

↑ 携帯電話でネット通販を利用する理由(年1回以上携帯電話でネット通販を利用する人ベース、複数回答)
↑ 携帯電話でネット通販を利用する理由(年1回以上携帯電話でネット通販を利用する人ベース、複数回答)

ヘビーユーザーは特に「移動先・出先で利用するため」が多い。恐らくは多忙で、パソコンの前でじっくりと通販アイテムを吟味する時間が無いのか、あるいは移動先・出先での購入がライフスタイルに組み込まれ「当たり前」のものになっているのだろう。ポジティブに考えれば「時間を有効活用している」という表現が当てはまる。

次いで冒頭でも触れたように「携帯電話サイトならではのサービス」「パソコンを起動するのが面倒くさい」、そして「QRコードから直接接続」と続いているが、前記2つについてはヘビーユーザーよりもライトユーザーの方が回答率が高い。特に「携帯電話サイトならではのサービス」は、4人に1人以上が同意を示している。リリースでも触れているが、「パソコンの通販サイトには無い、携帯電話サイトからアクセスすることで初めて得られるメリット・サービスを提供する」ことが、携帯電話のネット通販サイトを活性化させるカギとなる可能性は十分にある。



なお3番目の「パソコンを起動するのが面倒くさい」は、個人的に案外重要と考えている。実際パソコン起動まで数分かかることを考えれば、携帯電話のような「開けてすぐに操作可能」なのは非常にありがたいし、衝動的な「物欲魔人の降臨」には即時に対応できる。そして今後iPhoneなどのスマートフォンが今まで以上に普及すれば、「表示部分が小さい」という携帯電話のデメリットをより小さいモノとした上で、この「パソコンを起動するのが面倒くさい」というメリットを享受することができる。

まだ該当するリサーチデータは見たことが無いが、iPadやiPhoneのような「携帯電話とパソコンの中間的な立ち位置にあるモバイル端末」における、ネット通販での利用理由について、聞いてみたいものだ。

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