【更新】「アンニュイ状況が創りだした状態の結果」…海外投資家、六週ぶりの売り超し(2010/04/30)

2010/05/01 07:52

東京証券取引所は2010年4月30日、2010年4月19日から4月23日(4月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆2653億0110万7000円なのに対し、買い総額は3兆2518億1060万1000円となり、差し引き134億9050万6000円の売り超しとなった。これは先週から転じて六週ぶりの売り超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人と証券会社は買い超しに転じている([最新発表リリース、PDF])。

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4月19日から4月23日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7066億2010万6000円/6360億4659万9000円(705億7350万7000円売超)
・個人……1兆3047億4672万5000円/1兆4448億8812万3000円(1401億4139万8000円買超)
・外国人……3兆2653億0110万7000円/3兆2518億1060万1000円(134億9050万6000円売超)
・証券会社……1132億8688万9000円/1227億0378万6000円(94億1689万7000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

3月23日-26日……421億8928万1000円買超
3月29日-4月2日……4615億8788万3000円買超
4月5日-9日……5414億8890万5000円買超
4月12日-16日……2229億5223万6000円買超
4月19日-23日……134億9050万6000円売超

今回計測週は、月曜日は日経平均株価は窓を開けた形で下落してスタート。その後ももみ合い・やや軟調というペースで、底堅さを見せながらもあまり調子の良い雰囲気を見せることは無かった。上昇するには材料が足らず、下落を見せるにはきっかけが見つからず、というアンニュイ状況が創りだした状態の結果といえる。

ただ、導火線に火がついたように見える国外各地域の金融情勢に変化は無く、国内も良い状況とは決して言えない。この数週間「ゴールデンウィークラッシュ」云々と言及してきたが、今週は外国人投資家が(少額ながらも)売り超しに転じたこともあり、早めに終了した感はある。今回の売り超しが単なる気まぐれなのか、あるいは本格的なトレンド転換なのか、あと二、三週は見定める必要があろう……と思ったが「二、三週」だとほとんどゴールデンウィークにかぶさるので「一か月ほど」としておこう。

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