【更新】テレビと相性の良いケータイ検索・目当ては「タレント」と「お店」

2010/04/21 12:05

検索アイ・エム・ジェイのグループ会社、IMJモバイルは2010年3月23日、モバイル検索サイト、SEOに関するユーザーと企業の意識調査結果を発表した。それによると調査母体において、テレビ番組を見た後に携帯電話の検索サイトで検索をした経験がある人は62.8%に登っていることが分かった。具体的な検索内容は「タレント・有名人」がもっとも多く、次いで「お店」だった。番組内で気になった固有名詞について手元の携帯電話を使い、検索を行い詳細を探すという、テレビと携帯電話の連動的な利用方法が想像できる([発表リリース])。

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今調査のうち今記事で該当するユーザー利用動向においては、2010年3月5日から8日にかけて「15歳-49歳」「モバイルサイトを週1回以上閲覧している」の条件に当てはまる人を対象にインターネット経由で行ったもので、有効回答数は600人。男女比は1対1。年齢階層比は2009年8月の総務省全国男女別推計人口を元に割り当てている。

他メディアと携帯電話(の検索サイト)との連動は以前にも【「詳しくは●×を検索」で検索率が2.4倍-ネットとテレビ広告の連動成果が明らかに】などにもあるように、メディアの種類や使い方次第で非常に高い相乗効果を生み出すことが確認されている。今調査結果項目では「どんなメディアにおいて、利用後に携帯電話で検索した経験があるか」、つまり「携帯電話で検索をしたくなるメディアはどのようなものか」について尋ねているが、やはり今件でもトップについたのはテレビ番組だった。実に62.8%の人が「テレビを見た後、携帯電話で検索したことがあるよ」と答えている。

↑ 接触後にモバイルで検索したことのあるメディア(複数回答)
↑ 接触後にモバイルで検索したことのあるメディア(複数回答)

PC(パソコン)サイトが第二位だが、「パソコン上のサイトで検索したいことがあるのなら、パソコン上のブラウザで検索すれば?」という感もある。しかし「ふだん使い慣れている」携帯電話で入力した方が分かりやすい・パソコン上の画面に余計なブラウザを開きたくないという事情を考えれば、理解できなくもない。実際に【携帯の検索機能はまだまだか、よく使われるのはやっぱりパソコン】にもあるように、若年層ほどパソコンと携帯電話の両検索サイトを併用する傾向が強く、「マルチウィンドウ」ならぬ「マルチ端末」でインターネットを使いこなす姿が想像できる。

テレビを見た後何を検索するのだろう
それでは各メディアを見た後、携帯電話でどのようなことを検索するのだろうか。元資料にはトップ2のメディアにおける具体的な検索項目が掲載されていたので、それをグラフ化してみることにした。

↑ メディア接触後の検索内容(複数回答)(検索経験者限定)
↑ メディア接触後の検索内容(複数回答)(検索経験者限定)

テレビ番組視聴後の場合は「タレント・有名人」「お店」「ニュース」「プレゼント」などが上位についている。それぞれ芸能番組・グルメなどのお店の紹介番組・ニュース番組などによるものであることは容易に想像がつく。また、番組内で触れられなかったこと、関連する情報、実際に自分がタッチできそうなものがあるかどうかなどを探し求めていることが分かる。

一方パソコンサイトの場合は、「製品・サービス」「お店」「分からない言葉」が上位についている。テレビ番組同様に実際に足を運ぶための情報を求める他に、サイトそのものの理解を深めるための情報探索、さらには購入動機につながる「商品そのものの情報」を求めていることが見て取れる。

この2つを比較すると、テレビ番組はあくまでも番組自身の付随情報を求めるがために検索される場合が多く、それと比べるとパソコンサイトの場合には商品購入に結び付く可能性が高いことが理解できる。

これを逆手にとれば、それぞれの関連携帯サイトの場合、

・テレビ番組
 …登場したタレントや有名人が出している書籍やアルバム
 …紹介されたお店の詳細情報、オンラインショップへの案内

・パソコンサイト
 …解説されている商品のオンライン購入窓口
 …紹介されたお店の詳細情報、オンラインショップへの案内

などを逐次展開することで、有効な相乗効果を生み出せることになる。

実際には検索上位に表示されないと読んですらもらえないので、思った通りにいくことは滅多にないだろう。しかしニーズがあるのは事実なので、色々と工夫を凝らすことで、確かな手ごたえを得られるはずだ。

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