コミュニティサイトで得た情報を他人に伝える場合「一日以内」は約4割

2010/04/18 19:35

クチコミ【NTTドコモ(9437)】の100%子会社のドコモ・ドットコムは2010年4月15日、コミュニティサイトの利用動向調査の結果を一部公開した。それによると調査母体のうちコミュニティサイト上で得た情報を他人に伝達するとした22%において、その伝達するタイミングは約4割が「一日以内」と回答していることが分かった。男女別では男性の方が、年齢階層別では若年層の方が伝達スピードが速い傾向がある(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2009年12月3日から6日にかけて、第三世代携帯電話を所有する13歳以上のうち、1か月以内にmixiやGREE、モバゲータウン、アメーバブログ、FC2ブログ、魔法のiらんどのいずれかのコミュニティサイトを利用した経験がある人に対して、インターネット(パソコン)経由で行われたもので、有効回答数は2200。男女比は1099対1101。機種区分はNTTドコモユーザー833人、auユーザー742人、ソフトバンクモバイルユーザー625人。

本調査別項目で、パソコンや携帯電話などのコミュニティサイトで得た情報を、他人に伝えるとした人は22%に登ったとの結果が出ているという。そこでその22%に対し、「いつ、どのようなタイミングで第三者に伝えるか」について択一で答えてもらったところ、「すぐに(情報を得た直後に)」伝えるとした人は10.5%だった。「1日以内まで」というくくりで計算すると39.0%が該当する。

↑ コミュニティサイト上で触れた情報をいつ伝えているか(全体のうち「他の人に伝達している」と回答した22%限定)(一部概算・再構成)
↑ コミュニティサイト上で触れた情報をいつ伝えているか(全体のうち「他の人に伝達している」と回答した22%限定)(一部概算・再構成)

コミュニティサイトの
情報が一日以内に二次派生する
割合は22%×39%=8.6%
極めて大雑把な計算になるが、コミュニティサイトで100人に新しい情報が告知された場合、それを第三者に伝える割合は22%。その22%のうち39%が一日以内に第三者に波及する。つまり「特定母集団で認知された情報が、一日以内に二次的に波及する人数は、母集団人数の8.6%」という計算になる。もちろんコミュニティや情報の性質など変動するパラメータは多数に及ぶが、一つの概算値として知っておいて損は無い。

また、二次波及した対象の8.6%が、さらに別の人に伝えることを考えれば、時間の経過と共に広がる人数・領域共に拡散していくことも覚えておく必要がある。このあたりの考え方は【大手情報サイトが「アルファ」たる理由3か条と「スニーザーブロガー」】で解説した、インターネットコミュニティにおいて意見力・発言力の強いサイトと情報の展開の動向と照らし合わせて考えると興味深い。

伝達スピードは男性>>女性!?
さてこれを属性別で見ると、一般のイメージとは異なる、面白い結果が把握できる。

↑ コミュニティサイト上で触れた情報をいつ伝えているか(全体のうち「他の人に伝達している」と回答した22%限定)(一部概算・再構成)(属性別)
↑ コミュニティサイト上で触れた情報をいつ伝えているか(全体のうち「他の人に伝達している」と回答した22%限定)(一部概算・再構成)(属性別)

情報の伝達、いわば口コミにおいては「女性の方がパワフル」というイメージが強い。しかしながら結果を見れば分かるように、伝達スピードは女性の方が遅い。これはリリースでも言及・別記事で解説する通り、「男性はデジタルで伝達」「女性はデジタルとアナログで伝達」と、伝達方法がいくぶん異なる傾向があるため、当然アナログ形式の割合が多い女性の方がスピードが遅いという結果が出る次第。

年齢階層別では「一日以内」という範ちゅうではほとんど変わりがないが、「すぐに」の項目だけを見ると若年層と高齢者双方が高い割合を占めている。これは(やはり別記事で解説するが)デジタルという点では変わりがないものの、若年層は自分のブログに・高齢者は他人のブログにコメント、あるいはメールで知らせるなど、手段に違いが見られる。

単純に「コミュニティサイト」からの情報展開・拡散という点で見ても、その属性で伝わり方が多種多様であることが改めて理解できよう。

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