ケータイサイトの人気ジャンル、「ゲームやマンガ」「テレビや芸能人」以上にアクセスされているのは……!?

2010/04/17 12:00

携帯でサイトにアクセス【NTTドコモ(9437)】の100%子会社のドコモ・ドットコムは2010年4月8日、コミュニティサイトの利用動向調査の結果を一部公開した。それによると調査母体においては、携帯電話で普段閲覧するサイトの上位は「音楽・アーティスト」「ゲーム・マンガ・アニメ」などエンターテインメント系で占められていることが分かった。また、現実の所属集団における情報のネタを入手できるようなサイトにも強い人気がある。さらに若年層では特に「携帯電話でエンタメ情報を入手する」傾向が強いことが確認できる(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2009年12月3日から6日にかけて、第三世代携帯電話を所有する13歳以上のうち、1か月以内にmixiやGREE、モバゲータウン、アメーバブログ、FC2ブログ、魔法のiらんどのいずれかのコミュニティサイトを利用した経験がある人に対して、インターネット(パソコン)経由で行われたもので、有効回答数は2200。男女比は1099対1101。機種区分はNTTドコモユーザー833人、auユーザー742人、ソフトバンクモバイルユーザー625人。

インターネット接続が可能な昨今の携帯電話においては、多種多様なサイトを閲覧できるのが強みの一つ。そこで、普段どのようなジャンルのサイトを閲覧しているのかについて、複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの回答が寄せられたのは「音楽・アーティスト」のジャンルだった。元々携帯電話は「着メロ」「着うた」で音楽との結びつきが強いこともあり(【女子高生は2人に1人がこの半年で着うた購入…モバイル配信の現状をグラフ化してみる】)、当然の結果ともいえる。

↑ 普段どのようなジャンルの話題を閲覧しているか(複数回答)(回答数30以上限定)(携帯電話)
↑ 普段どのようなジャンルの話題を閲覧しているか(複数回答)(回答数30以上限定)(携帯電話)

「音楽・アーティスト」以外にも「ゲーム・マンガ・アニメ」「テレビ・芸能人・音楽」が上位を占めるあたり、携帯電話でのサイトアクセスはエンターテインメント系を中心に行われていることが分かる。それと共に「学校・サークル」「地域」など、リアルなコミュニティの補完・ネタ作りのために携帯電話を利用している状況も容易に想像できる。【小中学生のケータイのお相手は? 「学校の友達」86.1%・「親」が85.7%】などが実例として良いサンプルだ。

これを上位陣に絞りこみ、属性別で変移を見たのが次のグラフ。属性別の携帯電話の利用方法の違いが良く分かる。

↑ 普段どのようなジャンルの話題を閲覧しているか(複数回答)(上位10位、属性別)(携帯電話)
↑ 普段どのようなジャンルの話題を閲覧しているか(複数回答)(上位10位、属性別)(携帯電話)

・男性……女性よりゲームやマンガ、スポーツなどで多用する
・女性……男性より音楽、テレビなどのエンタメ系、グルメ、ファッションなどで多用する
・若年層……エンタメ系、コミュニケーションツールとしての利用性向が強い
・中堅層以降……グルメ、旅行、スポーツなど、実社会に結び付く、あるいは「大人の娯楽」の利用性向が強い

身近で利用する際の技術的ハードルが低いだけあり、それぞれの属性における特性が良く表れている。特に若年層においてはその傾向が顕著であり、とりわけ10代世代では携帯電話が欠かせないコミュニケーションツールの立ち位置を確保していることが改めて認識できる(ただし今調査の母体が第三世代携帯電話を所有する13歳以上で、コミュニティサイトへのアクセス経験者であることを考えると、子供の間にもいわゆる「デジタル・デバイド」が生じている可能性は否定できない)。



やや余談になるが、パソコン全体の閲覧性向と重ねてみると、携帯電話とパソコンにおける立ち位置の違いが見て取れる。

↑ 普段どのようなジャンルの話題を閲覧しているか(複数回答)(回答数30以上限定)(携帯電話とパソコン)
↑ 普段どのようなジャンルの話題を閲覧しているか(複数回答)(回答数30以上限定)(携帯電話とパソコン)

グルメや料理、各種旅行系、ビジネスなど、多量の情報のやり取りやマルチメディア系を多用するジャンルでは、パソコンの方が利用性向が高い。一方でコミュニティ系サイト(ゲームやマンガでも、ファン系サイトでは同属意識という点から考えれば「コミュニティ系」ともいえる)では、素早いリアクションが重視されるためか、携帯の方が高い値を示している。これもまた興味深い話ではある。

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