「ひとり外食」49.7%、お得意先はファストフードにコーヒーショップ

2010/04/14 12:00

ひとり外食ネットリサーチのDIMSDRIVEは2010年4月13日、「ひとり外食」に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、49.7%がひとりで外食を取る「ひとり外食」をしていることが分かった。また、その際に良く利用するお店としてはファストフード店がもっとも多く、次いでコーヒーショップ・牛丼やカレー店・ラーメン屋などのファストフード系飲食店が続いている(【発表リリース】)。

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今調査はインターネット経由で2009年9月16日から10月1日にかけて行われたもので、有効回答数は9409人。男女比は50.8対49.2、年齢階層比は10代1.1%・20代10.9%・30代31.9%・40代31.7%・50代16.3%・60歳以上8.1%。同居人数は一人暮らしが14.3%、二人が24.6%・三人が25.3%・四人が22.8%・五人以上が13.0%。

【「ファミレスで食事」は名前通り家族利用がメイン・一人ファミレスは……!?】【やはり「ひとり焼肉」は難易度が高い!? 楽なのはファストフードや喫茶店】などにもあるように、世帯構成人数の減少や単独世帯の増加、食生活の変化などから、ひとりで外食をする機会が増え、いわゆる「一人焼肉」に代表されるような「ひとりで外食をする」食事スタイルがごく当たり前のものとなりつつある。一方で場所や個人の心境によっては「やはり一人で足を運ぶのは抵抗がある」とするところも多い。

そこでまずは「ふだん一人で外食をしているか否か」について尋ねたところ、毎日のようにしている人は4.4%なのをはじめ、ある程度はしている人が49.7%と半数近くに及んでいることが分かった。

↑ あなたは、ふだん一人で外食をしていますか(社食・学食・キャバクラ・ホストクラブなどは除く)
↑ あなたは、ふだん一人で外食をしていますか(社食・学食・キャバクラ・ホストクラブなどは除く)

家族や知人と同居している人と比べ、一人暮らしの人は「ひとり外食」の可能性は高い。しかし調査母体で一人暮らしは14.3%しかいないことを考慮すると、一人暮らしでない人も少なからずが「ひとり外食」をしている計算になる。

そこで「ひとり外食」をしている人に、どのようなお店を良く使うのか、複数回答で聞いたところ、もっとも多い店種は「ファストフード」だった。ほぼ6割が「良く利用している」と答えている。ファストフード店の多くは一人でも気軽に足を運べるスタイルをしているから、当然といえば当然といえよう。

↑ 「ひとり外食」の際によく利用するお店は?(複数回答)(ひとり外食をしている人限定)
↑ 「ひとり外食」の際によく利用するお店は?(複数回答)(ひとり外食をしている人限定)

冒頭でも触れたが、上位にはカフェ、牛丼・カレー店・ラーメン屋、うどん・そば店・定食屋など、一人での来客を(も)前提としている軽食系店舗が占めている。また、駅中・駅周辺でよく見かける店舗でもある。一方でいわゆる「ひとり焼肉」の舞台となる焼肉屋は4.0%しかいないが、やはりハードルが高いという認識があるのだろう。レベルとしてはホテルのレストランや立ち飲み屋に近しい立ち位置にある。

これを男女別で見ると、「ひとり外食」の性別での認識の違いが見えてくる。

↑ 「ひとり外食」の際によく利用するお店は?(複数回答)(男女別)(ひとり外食をしている人限定)(上位項目のみ)
↑ 「ひとり外食」の際によく利用するお店は?(複数回答)(男女別)(ひとり外食をしている人限定)(上位項目のみ)

・男性が多用
 牛丼店・カレー店、ラーメン屋、うどん・そば屋、ファストフード
・女性が多用
 カフェ・コーヒーショップ、ファストフード
 (、パン屋のイートインなど、ファミレス、街の喫茶店

ひとり外食男性が通勤・通学の際によく利用されそうなお店で「ひとり外食」をすることが多いのに対し、女性は息抜きや時間つぶし・待ち合わせの際に用いる場所を「ひとり外食」の舞台としていることが多いのが分かる。逆に考えれば、男女で「ひとり外食」をするシチュエーションが大きく異なるという推論が成り立つ。

残念ながら公開データ内ではそれを裏付けるものを見つけることができなかったが、これらの外食店が利用される状況を想定すれば、十分に納得できる。単純に「ひとり外食」という言葉の中にも、男女で大きな社会文化的違いがあると考えれば、色々と面白い考察もできそうだ。

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