もっとも飲まれる缶コーヒー、支持率36.7%はあのブランド

2010/04/11 12:10

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缶コーヒーマイボイスコムは2010年3月19日、缶コーヒーに関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち缶コーヒーの飲用習慣を持つ人においては、タイプとしては「カフェ・オ・レ」が、具体的なブランドとしては日本コカ・コーラの「ジョージア」が好まれていることが分かった。それぞれ3割強の支持を集めている(【発表リリース】)。


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今調査は2010年3月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3804人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代1%・20代13%・30代33%・40代31%・50歳以上22%。

自動車の運転の時の眠気覚ましや、仕事の際の気分転換に口にされることも多い缶コーヒー。自動販売機には欠かせないアイテムだが、今調査母体では(頻度は別として)飲まれている割合は60.2%に達した。その人たちに対し、自分が一番好んで飲む缶コーヒーのタイプについて尋ねたところ、もっとも多くの賛同を得られたのは「カフェ・オ・レ」で31.7%だった。「ブラック」はそれに次ぐ26.6%。

↑ あなたが好んで飲んでいる缶コーヒーのタイプはどれですか(飲む人限定)
↑ あなたが好んで飲んでいる缶コーヒーのタイプはどれですか(飲む人限定)

缶コーヒーが自動販売機で並んでいるようすを目にすると、必ず最初に目に留まるのがブラックコーヒーなのだが、人気としてはカフェ・オレにはかなわなかったということになる。ただし「カフェ・オ・レ」「ブラック」「マイルド」のトップ3はそれほど大きな差異は無く、ある程度分散化が進んでいる感もある。

それではタイプではなく、ブランドならばどうだろうか。知名度や普及度の高さも一因だと思われるが、日本コカ・コーラの「ジョージア」が断トツでトップとなった。その割合、36.7%。

↑ あなたが最もよく飲む缶コーヒーのブランドはどれですか(飲む人限定)
↑ あなたが最もよく飲む缶コーヒーのブランドはどれですか(飲む人限定)

第二位にはサントリーの「BOSS」がついている。「ジョージア」と「BOSS」で過半数に達しており、この2本が抜きん出ていると表現しても問題は無い。「もっとも飲む」=「もっとも好き」とは限らないが(例えば仕事場の自動販売機にそのブランドしか無い場合もある)、嫌いな味わいのコーヒーを好んで定期的に飲む人もいない。この2ブランドを「もっとも多くの人に愛飲されている」ブランドと考えても、あながち間違いではない。

一方で気になるのは「特にない」の12.1%。要はブランド買いはしていない、ということ。「有名どころのコーヒーならどれを選んでも同じ」という意味だろうか。


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