ケータイの電子書籍で読み直したいマンガやアニメ、トップは「スラムダンク」

2010/04/10 19:30

スラムダンクライフネット生命保険は2010年4月8日、電子書籍に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、「ケータイの」電子書籍でもう一度読み直したいマンガやアニメの中でもっとも多くの支持を集めたのは「スラムダンク」であることが分かった。次点に「ドラゴンボール(同Z)」「タッチ」など往年の名作が名を連ねている。また男女別では男性のトップに「ドラゴンボール(同Z)」・女性のトップには「花より男子」がつき男女差の違いを見せると共に、「スラムダンク」は男女ともに第2位の支持を受けており、男性・女性双方から好まれていることも見て取れる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年2月26日から3月1日にかけて携帯電話を使ったインターネット経由で25-44歳の有職者に対して行われたもので、有効回答数は1000件。男女比は1対1、年齢階層比は25-34歳と35-44歳で均等割り当て。調査はネットエイジアが担当した。

先に【iPadはマンガ、Kindle は……!? iPadとKindle(キンドル)、閲覧したい電子書籍で異なる傾向が】で、日本ではこれから展開・普及が予想される電子書籍(としても使える)端末iPad・Kindle双方について利用意向を尋ねたところ、iPadはマンガやアニメ、Kindleは実用書系の書籍を読みたいという意向が確認できた。

↑ iPadもしくはKindleで閲覧したい電子書籍のジャンル(複数回答)
↑ iPadもしくはKindleで閲覧したい電子書籍のジャンル(複数回答)(再録)

それでは「既存の」電子書籍閲覧端末として、パソコンよりはiPadとKindleに近しい立ち位置にあるケータイ(携帯電話)で読み直したいマンガやアニメにはどのようなものがあるだろうか。複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの人から支持を集めたのは「スラムダンク」で29.0%に達していた。

↑ ケータイで読みなおしたいマンガ・アニメ(複数回答)(上位10位)
↑ ケータイで読みなおしたいマンガ・アニメ(複数回答)(上位10位)

別記事で触れ直すことになるが、調査母体の25-44歳という年齢階層にマッチしたマンガ・アニメがずらりと並んでいるのがひと目でわかる。また上位層はリバイバル作品や他の媒体(ゲームなど)で登場し、それらから既知となった人もいるだろう(中には「ガラスの仮面」のように今現在も連載中のものもあるが……)。

これを男女別で見ると、男女それぞれの好き嫌い、そして男女双方から同じくらい「ケータイで読み直したい」と思われている作品があるのが分かる。

↑ ケータイで読みなおしたいマンガ・アニメ(複数回答)(総合の上位10位)(男女別)
↑ ケータイで読みなおしたいマンガ・アニメ(複数回答)(総合の上位10位)(男女別)

・男性>>女性
「ドラゴンボール(Z)」「北斗の拳」「キャプテン翼」「銀河鉄道999」

・女性>>男性
「花より男子」「ガラスの仮面」

・男女共に
「スラムダンク」(「タッチ」「シティーハンター」「めぞん一刻」)

今件が「ケータイで”読みたい”」では無く「ケータイで”読み直したい”」、つまり過去に紙媒体などで作品を読んだ経験があり、愛着があるので再度読み直す機会を求めている作品群であることを考えると、なかなか興味深い。別調査機関の調査結果【夢や人生に影響を与えたアニメやマンガ、中堅層がトップに挙げたものは!?】と合わせて読むと、「なるほど」と思わせるものもあるに違いない。

また、携帯電話より画面の広いiPadやKindleが普及した際にはどのような需要の変化が生じるのか、それについても気になるところだ。



ちなみにこれを年齢階層別で見ると次のようになる。「スラムダンク」は比較的若い層、「タッチ」は上の層で受けていることや、それを含めて年齢によって「ケータイで読みなおしたいマンガ・アニメ」には大きな違いがあるのが分かる。元々多感な時期に連載・放映されていた、そして虜(とりこ)になったマンガ・アニメが違うのだから当然といえばそれまでなのだが。

↑ ケータイで読みなおしたいマンガ・アニメ(複数回答)(上位10位+α)(25-34歳)
↑ ケータイで読みなおしたいマンガ・アニメ(複数回答)(上位10位+α)(25-34歳)

↑ ケータイで読みなおしたいマンガ・アニメ(複数回答)(上位10位+α)(35-44歳)
↑ ケータイで読みなおしたいマンガ・アニメ(複数回答)(上位10位+α)(35-44歳)

なお「35-44歳」では比較的支持率が低く、「読み直したいものは無い」の割合が高い。これはマンガやアニメへの関心が薄れていることもあるが、それ以上に電子書籍への興味が薄いのが主要因。同調査別項目でそのような結果が出ており、その傾向が確認できている。45歳以上ではどのようなマンガやアニメをケータイで見直してみたいか、彼ら・彼女らの意見も見てみたいものだ。

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