ゲーム機を使った通信機能の利用率55.9%、友達との通信対戦経験は38.9%。それでは「知らない人」との対戦は……?

2010/04/06 12:05

ゲーム機で通信対戦ネットスターは2010年3月31日、家庭でのインターネット利用に関する実態調査の結果を発表した。それによると調査母体の子供においては、55.9%がゲーム機の通信機能(WiFiによる無線LAN)を使って遊んだ経験があることが分かった。また、その通信相手としては友達がもっとも多く、全体の38.9%に達している。一方で「知らない人」との対戦も16.5%とそれなりの値を見せている(【発表リリース】)。

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今調査はマクロミル・バンダイナムコゲームスが2010年3月8日から15日にかけてインターネット経由で行ったもの。対象は「小学校3・4年生から高校生の子供を持つ保護者」と「小学生から中学生の子供」。保護者の年齢構成比は20代0.4%・30代35.3%・40代57.8%・50代6.4%・60代0.1%、保護者の子供構成比は小学校3-4年生・小学校5-6年生・中学生・高校生で均等割り当て。子供の構成比は小学校1-3年12.9%・小学校4-6年生で64.2%・中学生22.9%。有効回答数は保護者832件・子供2174件。調査母体の保護者と子供の間には直接の親子関係は無く、個々のもの。また、インターネット経由の調査であるため、インターネット周りのリテラシーが高めな調査母体なことに留意する必要がある。

最近の家庭用ゲーム機は据え置き型も携帯型もインターネットにアクセスできることが仕様上でほぼ前提となっている。据え置き型は有線、携帯型はWiFiによる無線LANでの接続が主流。そこで後者のWiFiによる通信接続機能で、ネット系のゲームを遊んだ経験のあるなしについて子供たちに尋ねたところ、過半数の55.9%が「ある」と回答した。

↑ ゲーム機の通信機能(WiFi)を使って遊んだことはありますか
↑ ゲーム機の通信機能(WiFi)を使って遊んだことはありますか

5割強という数字は多いのか少ないのか、正直微妙なところではある。

それでは具体的に、どんな人を通信上の対戦相手に選んだことがあるのか。もっとも多いのは「友達」で子供全体に対して38.9%。小学校高学年では4割を超えている。

↑ ゲーム機の通信機能(WiFi)では誰と遊んだことがありますか(複数回答)
↑ ゲーム機の通信機能(WiFi)では誰と遊んだことがありますか(複数回答)

自宅で身近な対戦相手となりうる「親」「兄弟姉妹」は意外に少なく、それぞれ1-2割・1割未満に過ぎない。兄弟姉妹の場合はそれぞれが1台ずつゲーム機を保有しているとは限らないし、一人っ子・兄弟姉妹がまだゲームを出来る歳ではないか、逆にゲームで遊んでいるヒマが無い世代の可能性もある。親にしても時間が無い、親自身がゲーム機を持っていない可能性を考えれば、「身近な存在」=「身近にWiFiで対戦ができる相手」ではないことは理解できよう(あくまでも複数台の機種間のWiFi通信による対戦であって、1台のゲーム機で複数のコントローラーを使って対戦プレイをするわけではないことに注意)。

保護者にとっては気になるのが「知らない人と」の割合。親よりはるかに多く、中学生ともなれば兄弟姉妹を超えた割合を見せている。オンラインゲームの性質上、不特定多数との対戦や共同プレイが前提のため、素性を知らない人との出会いは極めて多い。電車で通勤・通学する際に、「同じ車両内にいる人すべてを自分が知っているわけではない」のと同じ感覚だ。

オンライン上にいる人が全員、完全な善人ではないことを考えれば、色々な意味での「リスク」とは常に背中合わせであることが分かる。いわゆるインターネットリテラシー、インターネットを利用する上で守らねばならないこと・注意しなければならないことを子供達にしっかりと教えることが、親には求められよう。


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