理系女子が考える「今後市場が伸びる先端技術」、トップは……

2010/04/03 19:30

遺伝子学習塾の栄光ゼミナールは2010年4月1日、短大・大学・大学院の理系学部に在籍している、あるいは卒業した女性、いわゆる「理系女子」に対するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体においては、今後市場が伸びると考えている先端技術の分野としてもっとも多くの同意を得られたのは「遺伝子工学」であることが分かった。「バイオテクノロジー」や「太陽光発電・太陽電池」など、現在の科学技術において注目を集め、未知なるものが多い分野に期待が寄せられていることが分かる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年3月10日から16日にかけて、大学・大学院の理系学部・研究科(理・工系、農・獣・畜産・水産系、医・歯・薬系)に所属している、もしくは卒業した女性1000名に対して携帯電話によるインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。調査そのものはネットエイジアが担当した。

理系の道を歩んだ人は個々事由があるが、その多くは理系分野に深い興味関心をいだき、知識や発想に長けている。彼女らのセンスや経験をベースとし、今後市場が伸びるのはどの分野なのかを予想してもらったところ、トップについたのは「遺伝子工学」だった。6割以上の人が「将来伸びる、有望だ」と答えている。

↑ 今後市場が伸びると思う先端技術の分野(複数回答)
↑ 今後市場が伸びると思う先端技術の分野(複数回答)

次いで多いのが「バイオテクノロジー」の52.5%、「太陽光発電・太陽電池」の50.5%。ここまでが過半数が同意を示した意見となっている。その直下の「環境関連技術」「ナノテクノロジー」を合わせ、遺伝子関連や環境関連の分野で多くの市場拡大への期待が寄せられているのが分かる。

また、どちらかというとロボットや宇宙開発といったハード的様相の強いものよりは、ミクロ的なものの方が高順位にあることが分かる。IT系の項目、例えば携帯電話周りやコンピュータ関連は、技術そのものの先行きは別としても、市場としての伸びしろはあまり期待できないと考えられているようだ。

資源の点で恵まれていない日本では、頭を使って商品の価値を高め、商売をしていく必要がある。その観点では先端技術への注力は将来のためはもちろん、現状維持にも欠かせない、産業の活性力といえる。【76.6%が「若手の育成」・ 58.7%が「資金支援」を要望-科学技術の発展に必要な政策とは】でも明らかなように、政策レベルでの全面的な後押しのもと、これらの技術発展を推し進め、市場での優位性を確保してほしいものだ。

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