【更新】人口密集地域外では貸家がプラスの値に・2010年2月新設住宅戸数9.3%減

2010/03/31 19:35

国土交通省は2010年3月31日、2010年2月における新設住宅戸数のデータを発表した。それによると2月の新設住宅着工戸数は前年同月比で9.3%減の5万6527戸となり、15か月連続の減少を示したことが明らかになった。着工床面積が16か月連続して減少を示していることとあわせ、新設住宅の低迷期が継続しているものと思われる([発表リリース、PDF])。

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具体的な内訳は持家が2.9%と4か月連続の「増加」、貸家は8.4%、分譲住宅は25.6%の「減少」。今回も持ち家部門がプラスの値を見せる結果となった。先月同様に貸家・分譲住宅は減少している。

そしてここ数か月はこの傾向、つまり「持ち家堅調、貸家・分譲軟調」が継続しており、住宅「販売」(自分の居住のために建てるのではなく、他人に売却したり賃貸するために建てること)分野の市場が冷え込んでいるのが確認できる。また、地域別では多くのエリアで持家はプラス、貸家と分譲はマイナスを見せている。ただし人口密集地域以外の「その他地域」では、持家・分譲住宅がマイナスを、貸家がプラスの値を見せ、特異な傾向が見てとれる。

新設住宅戸数の変遷
新設住宅戸数の変遷(2010年2月分まで)(先月から表の画質が悪化したのはなぜだろうか……)

国土交通省では同日、住宅着工に一か月ほど先行するといわれている建築確認件数も発表している(【「最近の建築確認件数等の状況について」発表リリース】)。これによると今回発表された2010年2月分データでは前年同月比7.1%プラスとなり、先月の4.1%プラス同様にプラス圏を維持している。状況は先月より改善されており、来月は今度こそもしかすると前年同月比でプラスを見れる可能性がある。

不動産市場は「持家の復調」「賃貸・建売の低迷」という二極化の様相を見せつつある。この傾向は今後顕著なものとなる可能性が高い。毎月の新設住宅戸数やなどを注意深く見守りながら、「流れ」をつかみたいものである。


※2013.06.24.更新
今件記事は説明が多分に重なる部分などを省略した簡略版です。全体版及び最新版については【新設住宅戸数最新記事】にて掲載しています。

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