学校内でケータイしてる中学生、どんなサイトを使ってる?

2010/04/04 08:00

中学生の携帯電話利用学習塾の栄光ゼミナールは2010年3月26日、中学生の学習とインターネット利用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体(中学生で携帯電話を持っている人)のうち携帯電話を学校に持参し、学校内で利用したことがある人においては、「モバゲーやmixi、GREEなどのSNS」を利用している人がもっとも多く51.2%に達していることが分かった。検索サービスやゲームがそれに続くが、ゲームや着うた・着メロ、ブログなど複数のサービスで、男女によって大きな利用性向の違いが見受けられる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年3月4日から6日にかけて携帯電話を持っている中学1-3年の男女に対して携帯電話経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1。調査担当はネットエイジア。

今調査で携帯電話を中学校に持参している人は35.2%、そのうち学校内で使ったことがある人は72.2%(使ったことは無い人が27.8%なので)。従って35.2%×72.2%で25.4%(254人)が「調査母体中で携帯電話を学校に持参し、学校内で使っている人」になる。

そこでその254人に対し、どんなサービス・サイトを利用しているのかについて複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの回答が寄せられたのは「モバゲー、mixi、GREEなどのSNS」だった。51.2%と過半数の人が利用している。

↑ 学校内で利用したことのある携帯電話インターネットサイトのジャンル(複数回答、学校で携帯電話インターネットを利用したことがある人ベース、上位10位)
↑ 学校内で利用したことのある携帯電話インターネットサイトのジャンル(複数回答、学校で携帯電話インターネットを利用したことがある人ベース、上位10位)

「検索サービス」は検索だけで終わるわけがないので、検索した後のサイト閲覧・サービス利用も含まれるから、他の項目とは少々異を別にすると考えることもできる(「旅行はどこに行きますか」と目的地を聞かれて「駅」「電車」と答えるようなものだ)。そう考えると実質的な第二位は「ゲーム」ということになる。「着メロ・着うた」や「ブログ」とあわせ、元々中学生が携帯で利用しそうな、サービスが上位にならぶ。

これを男女別で見ると、興味深い傾向が確認できる。

↑ 学校内で利用したことのある携帯電話インターネットサイトのジャンル(複数回答、学校で携帯電話インターネットを利用したことがある人ベース、上位10位)(男女別)
↑ 学校内で利用したことのある携帯電話インターネットサイトのジャンル(複数回答、学校で携帯電話インターネットを利用したことがある人ベース、上位10位)(男女別)

●男子>>女子
 ・ゲーム
 ・着うた・着メロ
 
●女子>>男子
 ・ブログ
 ・プロフ
 ・ケータイ小説
 ・芸能・エンタメ情報

携帯コンテンツの好き嫌いについては以前別調査機関の結果【男の子はゲームやマンガ、女の子はデコメや待受け画面……男女で異なる小中学生のケータイの楽しみ方】を紹介した。そこでも例えば「ゲーム」は男子の方がより多く遊んでいるのが確認できたが、学校内でもその傾向は変わらないことが分かる。

また女子の場合、男子と比べると「読み物系」への興味関心が強いことが確認できる。その情報自身を楽しむだけでなく、友達との会話のネタとして情報を仕入れる意味合いもあると考えれば、この傾向も納得がいくというものだ。



学校、特に義務教育の小中学校においては、大人になってからの「特定の集団の一員として長時間を過ごす」という社会の仕組みに慣れるための訓練場でもある。休み時間だからといって、すぐに学校の外の世界に手が出せる携帯電話を使わせるのはいかがなものか、と考える意見が多いのも仕方の無い話。

ゲームや着うた、ケータイ小説などならともかく、SNSやブログなど、学校外の社会とのやりとりを前提とするコンテンツの多用が確認される以上、利用・持ち込み禁止が波及していくのも仕方の無いことなのかもしれない。

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