入社時の一番の不安何だろう? 「早起き」?「同僚」? いえいえやっぱり……

2010/03/29 06:49

不安イメージソフトバンク・ヒューマンキャピタルは2010年3月25日、この春に就職する新社会人に対する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体のうち入社前に不安を感じている人においては、もっとも不安を感じる要素は「先輩・上司とのコミュニケーション」であることが分かった。不安を感じている人の約半数が該当している。「起床時間」「同期とのコミュニケーション」など第二位以降の項目と比べても数倍の得票率を見せていることから、非常に強い不安要素であるようだ(【発表リリース】)。

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今調査は2010年3月13日から17日にかけて、この春就職をする21歳-25歳の男女400人に対して行われたもので、男女比は1対1。

調査母体の新社会人のうち入社前の心境を一つ選択してもらったところ、「楽しみ派」は約半数、「不安派」も約半数と、半々という結果が出た。女性の方がやや不安派が多い結果となっているが、誤差の範囲だろう。ただし強い「楽しみ」は女性の方がかなり少なく、その点で見ればやはり女性の方が多少は不安を感じる面が強いのかもしれない。

↑ 入社前の心境
↑ 入社前の心境

そこで「不安派」の人たちに限定し、具体的に何が不安なのか、その最たるものについて選択肢の中から選んでもらったところ、男女とも圧倒的に「先輩・上司とのコミュニケーション」という結果が出た。

↑ 入社するにあたって最も不安なこと(「不安」「どちらかといえば不安」回答者限定、択一)
↑ 入社するにあたって最も不安なこと(「不安」「どちらかといえば不安」回答者限定、択一)

サークル活動やゼミで自分より年上の人と時間を共にする機会があっても、それはあくまでも勉学や趣味趣向の範囲であり、時間も限られる。しかし会社勤めをするとなれば出社中はもちろん、場合によっては半ばプライベートな時間でも「先輩」「上司」との関係を考慮しなければならなくなる。それはそれで楽しい、あるいは興味のある話なのだが、同時につかみどころの無い不安を感じるのも理解できるというもの。

また男女別で見ると、男性よりも女性の方が「先輩・上司」そして「同期」の双方において、コミュニケーションに対する不安度が、男性よりも高いことが確認できる。男性よりも女性の方が、対人関係に対して繊細な精神を持っているようだ。



どんな場面でも新しい一歩を踏み出す際には、必ず不安は生じるもの。しかし同時にその不安は期待への裏返しでもある。不安に対する具体的な対策(例えば「起床時間」を不安に思うのなら、生活リズムを整えたり就寝時間を早めるなど)も必要なのと同時に、ある程度の割り切りも持たねばならない。

どのみち何をするにしても不安要素はある。ならば前に進める選択肢を選んだ方が良いに決まっている。さいころの目が何になるかは誰にも予測できないが、まずはさいころを投げなければどんな結果も出すことはできないのだから。


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