ポンペイの「あの日」を思い起させる空港施設

2010/03/29 06:50

ポンペイの「あの日」を思い起させる空港施設イメージ以前【大分空港で手荷物と一緒に運ばれてくるのは重さ25キロの巨大寿司!?】で紹介したように、空港の手荷物受け取りのために設置してあるベルトコンベアは、その特殊性と注目度の高さから、広告媒体として使われる事が多々ある。今回紹介するのもその一つで、2010年6月13日まで【横浜美術館】で「ポンペイ展」が開催されていることもあり、日本でも注目を集めている、イタリアの世界遺産「ポンペイ」に絡んだ、ちょっとびっくりさせられるプロモーションである(I Believe in Advertising)。

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↑ 流れる溶岩流を目の前に、ドキっとさせられるベルトコンベア
↑ 溶岩流を目の前に、ドキっとさせられるベルトコンベア……もちろん熱くはないですよ?

これは2010年3月に、ニュージーランドのウェリントン空港で展開された広告。国立博物館で展示が行われている「ポンペイ展(ありし日のポンペイ:A DAY IN POMPEII)」を喧伝し、お客を呼び集めるために行われたもの。

ポンペイは突然の火山の噴火で、ほとんどの住民が逃げる間もなく火山灰や溶岩に巻き込まれた悲劇で知られている。それをイメージするために、空港の手荷物受取用コンベアを溶岩流仕立てにペイント。コンベアが動くと、本物の灼熱化した溶岩が流れているように見える次第(もちろん見た目だけで、実際に熱を持っているわけではない)。

↑ 迫りくる溶岩流……残念ながら動画は発見できず
↑ 迫りくる溶岩流……残念ながら動画は発見できず

ニュージーランドに降り立ったウェリントン空港の利用者は、このコンベアで手荷物を受け取るわけだが、その様相にまずはびっくりする。そして目の前に立っている「ポンペイ展」の看板を見て、「なるほど、この溶岩はポンペイの”あの日”を再現しているわけか」と納得させられると共に、ポンペイ展の存在を知ることになる。

何よりもまずは見てもらうことが第一の広告という点では、空港利用者は必ずこのコンベアを利用するため、注目度は極めて高い。かつ空港利用者の多くは観光客のため、絞り込みもバッチリというわけだ。ベルトコンベアの流れと溶岩流の流れ方が似ているからこそ出来たやり方だが、非常に上手い、そして効果の高い手法といえよう。

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