【更新】「たばこ税」増税どう思う? 喫煙者は反対63.2%、では非喫煙者は……?

2010/03/29 06:49

たばこと税金イメージクロス・マーケティングは2010年3月26日、喫煙者の喫煙行動や「たばこ税」増税に関する意識の違いに関する調査結果の一部を発表した。それによると調査母体においては、たばこ税の増税に対する意見について、喫煙者と非喫煙者との間で大きな隔たりがあることが分かった。喫煙者は63.2%が反対の意向を示しているのに対し、昔喫煙をした経験があり現在は非喫煙者の人は3.4%、元々吸ってない元来からの非喫煙者に至っては1.9%しか反対者がいなかった。喫煙・非喫煙で増税への立ち位置が大きく異なる実態が改めて浮き彫りになった形だ([発表リリース])。

スポンサードリンク


今調査は2010年3月10日から11日にかけて、首都圏一都三県の20-59歳の社会人男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1600人。男女比は1対1、年系階層比は10歳区切りで均等割り当て。

現時点において2010年10月からたばこ税率は引き上げられ、1本あたり5円程度の値上げが行われる予定。一時期は1箱1000円程度になるという案もあったほどだから、それを考えればまだ安い話ではあるが、大幅な値上げには違いない。この増税について、反対か賛成かを尋ねたところ、喫煙者では賛成派は9.0%に過ぎなかった。自分のお財布に直接影響のある話だから、当然といえば当然だろう。ただし反対派は63.2%に留まり、「どちらともいえない」とする回答が26.4%いることも留意しておきたい。

↑ たばこ税増税について
↑ たばこ税増税について

一方で「過去に喫煙経験・今は非喫煙」と「元々非喫煙」双方でたばこ税に対する意見はほとんど変わらない。賛成派が8割近く、どちらとも言えない派が1割強、そして反対派は数%でしかない。意見留保の人もいるが、大勢は賛成でまとまっていることが分かる。こちらはやはり「自分のふところは傷まない」「自分が嫌っている喫煙の場面が減るだろう」という思惑によるものと思われる。



たばこ税増税に対する喫煙・非喫煙者それぞれの意見の相違については、過去にいくつかの調査結果を紹介しているが(【喫煙者・非喫煙者間で大きく異なる「たばこ増税」への思い】【非喫煙者は「健康問題」「他人への迷惑」・喫煙者は「高すぎ」「そもそも論」……「たばこ1000円論」に対する印象の違い】など)、いずれもが今回と同じような結論が出ている。

また、増税=値上げによる効果については多彩な試算が出ているが、中には【「たばこ1箱1000円で9割が禁煙を”考える”、が……」京大大学院教授が学術論文発表】のように、依存度の高い人は値上げしても吸い続ける傾向が強い、という話もある。今回の値上げが実際に施行された場合、どのような変化がたばこ業界や喫煙者周辺に起きるのか、気になるところではある。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー