小学生の習い事、今一番はスイミング・今後は塾に英会話教室

2010/03/28 08:00

英会話教室イメージGabaマンツーマン英会話とGaba kidsを運営するGABAは2010年3月16日、「こどもとのコミュニケーションに関する調査」の結果を発表した。それによると調査母体の世帯に居る小学生の子供のうち、もっとも多くの子供が通っている習い事は「スイミングスクール」であることが分かった。22.1%とほぼ5人に1人の計算になる。「学習塾」「ピアノ」「書道」が次いでいるが、「ピアノ」は特に女の子の割合が高い。他方、親の意向として「今後通わせたい塾」は「英会話」がもっとも多く28.6%。この二つを合わせた「親が注目している習い事」には「学習塾」「英会話」と勉学に役立ちそうなものがツートップを占める結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年2月26日から3月2日にかけて、末子が小学校1年生-6年生の、30歳-59歳の男女に対して携帯電話によるインターネット経由で行われたもの。有効回答数は1000。回答者の男女比は1対1。調査はネットエイジアが担当した。表現上低学年は1年生・2年生、中学年は3年生・4年生、高学年は5年生・6年生とする。

【学校外での勉強にかける費用、年収区分で3倍の違いも】にもあるように少なからず家計を圧迫することになるが、それでも親心として子供に通わせたいのが、学校外教育の数々。学校の勉強だけでは不十分、学校で教わらないようなことを学んでほしい、得意分野をさらに伸ばすべきだ、など色々な思惑はあれど、それに対応する習い事は山のように存在する。今調査母体では現在通わせている習い事でもっとも多かったのは「スイミング(スクール)」。22.1%と5人に1人は通っている計算。40人クラスならそのうち約9人はスイミングスクール通いをしている計算になる。

↑ 現在子供が習っている習い事(複数回答、上位10位のみ)
↑ 現在子供が習っている習い事(複数回答、上位10位のみ)

水泳は基礎体力をつけるだけでなく、子供自身も楽しく学べるというメリットがある。それにしても5人に1人という高割合は少々驚き。そんなにあちこちにスイミングスクールが点在しているものだろうか。

次いで多いのは「学習塾」。これは男女ともほぼ同率。それに次ぐ「ピアノ」はさすがに女の子の方が多い。「書道」も「ピアノ」ほどではないが、女の子優勢。「サッカー」「野球」などは当然ながら男の子の方が就学率が高い。かつて子供の習い事の代名詞だった「そろばん」はわずか7.1%。電卓やパソコン、ケータイが普及した現在では、必要性が低下したからなのだが、物悲しさを感じる。

これら「現在習わせている習い事」に、親の立場として「これから習わせたい習い事」を聞き、さらに両者をあわせた「親が注目している、子供に就学させたい習い事」をグラフ化したのが次の図。現行は「学習塾」、これからは「英会話」がやや値が高いが、二つを合わせると両習い事がほぼ同数として肩を並べる結果に。

↑ 子供が習っている・習わせたい習い事(複数回答)(上位15位)
↑ 子供が習っている・習わせたい習い事(複数回答)(上位15位)

通っている本人は現在小学生だが、これから勉強も難しくなり、学校の授業だけでは満足のいく学力を身につけるのは難しいかもしれない。特に新しく習い始めることになる英語は、最初につまづくと大変なことになりかねない(【「英語が苦手」な中学生は6割超、つまづきは中1後半までに】)。それを避ける・避けさせるためにも、学習塾や英会話への注目が集まっているものと思われる。

もちろん最終的に通う、学ぶのは子供自身。子を思う親心は大切だが、同時に子供自身の気持ちも忘れずに。無理やり通わせたところでモチベーションが上がらなければ、時間の無駄にすらなりかねないのだから。

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