【更新】自動車関係は上位圏内だけど大幅な減少……アメリカの業態別広告費用トップ10

2010/03/23 04:40

アメリカの自動車広告イメージニールセン・カンパニー合同会社は2010年3月17日、2009年度(2009年1-12月)におけるアメリカの広告費用動向を発表した。それによるとアメリカで2009年において業態別でもっとも広告費用を計上した業界は「自動車(工場、ディーラー関係)」の80.39億ドルであることが分かった。ただし昨年度比で23.4%減と大幅な減少を見せている。一方で「製薬」「ファストフード」「デパート」などはわずかながらも昨年より広告費が上昇しており、現在のアメリカで消費者が注目している業態が何なのかを推し量れる内容となっている([発表リリース])。

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発表されたデータを元に、2009年における前年(2008年)との広告費推移のトップ10を業態別にグラフ化したのが次の図。大きく減少したものを三角で、わずかながらも増加を見せ健闘したものを星印でマーキングしている。

↑ アメリカの業態別広告費用トップ10(単位:億ドル)(ニールセン・カンパニー調査)
↑ アメリカの業態別広告費用トップ10(単位:億ドル)(ニールセン・カンパニー調査)

アメリカの一大産業たる自動車関連は「自動車(工場、ディーラー関係)」「地方の自動車ディーラー」共に大きな値を示している。特に後者はディーラーで地方に限定しても、「映画」に迫る勢いなのが、アメリカにおける自動車産業の重要性を改めて認識させるもの。

「製薬」「ファストフード」
「デパート」の広告費が伸びている
→消費者から注目を集める業態
しかし同時に、両者とも「三角印」がついていることからも分かるように、この1年は大きな減少を見せている。くだんのビック3の凋落を受け、自動車産業が大きな斜陽を迎え、広告費のカットも余儀なくされたことが明確に分かる。

一方で冒頭でも触れたが、「製薬」「ファストフード」「デパート」など、アメリカの消費スタイルを体現する業態の広告費は、わずかだが増加している。広告費の増加はその業界の注目度の高まりや競争の激化を表すことを考えれば、これらの業態の成長を予測することは容易といえよう。

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