お財布に優しい「もやし」はやっぱり売れてます……もやしの購入度合いをグラフ化してみる

2010/03/15 07:17

もやしイメージ先日から【ハンバーガーやカップめん消費ナンバーワンはどこの都市!? 食事年間支出額をグラフ化してみる】などで2009年の【家計調査速報】のデータを精査しているが、そこには解説として「概況」も掲載されている。家計調査の動きを通じて消費者や社会全般の動きをかいま見れる、非常に役立つ内容といえる。今回はその中から、【1年前と比べてよく食べるようになった野菜、一番人気は…】【夕食のメニューを節約する主役、トップは安くてかさばる「もやし」が】などでも紹介している「もやし」の動向にスポットライトを当てることにする。

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【「野菜が高い!」主婦の対抗策トップは、最近人気沸騰なアレの活用】で触れているように、特に主婦層向け雑誌では「容易に入手が可能」「他の生鮮野菜と比べても安く、さらに量がかさばる」「応用が効きやすい」もやしの特集が何度となく組まれている。保存がしにくいのが難点だが、その点さえ目をつむれば昨今のお財布事情にとって最大の援軍といえる。その「もやし」について、この三年ほどの間の家計単位での購入額・量の前年同期比の移り変わりを示したのが次のグラフ。

↑ もやしの四半期別支出金額及び購入数量・前年同期比増減率推移(二人以上の世帯)
↑ もやしの四半期別支出金額及び購入数量・前年同期比増減率推移(二人以上の世帯)

なおグラフの見方だが、水色(名目増減率)は名目、つまり価格や消費額そのものの絶対額的な増減。売上高だけを見るのならこちらを見る。そして各品目の消費者物価指数(価格)を考慮した実質的な増減数(実質増減率)が褐色の線になる(いずれも前年同期比)。消費者の購買意欲も見るのならこちらが重要。さらに緑の棒グラフは量そのものの変化。

2008年の第3四半期はいわゆる「リーマンショック」を受けて購入層のマインドが落ちたこともあったようで、購入量そのものが減少してしまっている。しかし実質的な購入金額はかろうじてプラスを維持。2007年第3四半期以降10期連続してプラス状態なのが見て取れる。

直近の2009年第4四半期はやや増加幅が収まりつつあるが、それでも2009年中は購入量がすべて前年同期比10%以上のプラス、実質増減率は5%を超えている。このグラフを見ても、特に2009年に入り、家庭の食卓に「もやし」が浸透していくようすが理解できるはずだ。そして今後もしばらくの間は、この傾向が継続するものと思われる。

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