ハンバーガーやカップめん消費ナンバーワンはどこの都市!? 食事年間支出額をグラフ化してみる

2010/03/14 19:30

カップめんイメージ先に【「ぎょうざ日本一」の栄冠、2009年は50円差で宇都宮市の頭上に】で、2009年の【家計調査速報】の公開データを元に、県庁所在地・政令指定都市におけるぎょうざの消費量の比較を行った。このデータにはぎょうざだけでなく、多種多様な一般生活で消費する品々の消費性向が掲載されている。今回はその中から、当サイトで記事テーマとして取り上げることの多い「食事面(カップめん、外食、ハンバーガー)」の消費動向をグラフ化してみることにした。

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今統計データは県庁所在地と政令市を対象としており、データ抽出に際しては「二人以上の世帯」のものを用いた。まずは一番(!?)身近であろう「カップめん」について。これは「購入金額」と「購入頻度」の双方をグラフ化した。

↑ 世帯当たりカップめん年間購入金額(2009年)(上位10県庁所在地と政令市)(円)
↑ 世帯当たりカップめん年間購入金額(2009年)(上位10県庁所在地と政令市)(円)

↑ 100世帯当たりのカップめん年間購入頻度(2009年)(上位10県庁所在地と政令市)
↑ 100世帯当たりのカップめん年間購入頻度(2009年)(上位10県庁所在地と政令市)

購入頻度は上位層では百世帯・年あたり1500-2100。つまり1世帯あたり平均で月1、2回ほどカップめんを購入している計算になる。また、金額はもっとも多い青森で5000円近く。仮に1つ150円とすると約33個。世帯当たりの平均人数が3人とすると、大体一か月に一度、家族みんなでカップめんを食べるという形か。

なお上位陣を見ればひと目でお分かりのように、ほとんどが日本北部に属している。やはりカップめんは美味しさと共に「暖を取る」という点で重視されているようだ。寒い場所だからこそ、アツアツの麺を食べる時の喜びも増すのだろう。

続いて外食。これは消費金額のみで掲載する。家族そろってのファミレスでの食事はもちろんだが、仕事に出かけるお父さん・お母さんの昼食なども含まれるため、思った以上に大きな額となっている。

↑ 世帯当たり外食年間購入(消費)金額(2009年)(上位10県庁所在地と政令市)(円)
↑ 世帯当たり外食年間購入(消費)金額(2009年)(上位10県庁所在地と政令市)(円)

東京が一番多いのは、やはり「お食事処」が身近にあること、そして外食店の単価が高いのが原因。人口の多い都市ほど高額になる傾向も確認できる。

最後に外食の中でも特に気になる、ハンバーガーについて(残念ながら「牛丼」「カレー」という外食細分項目は元データには無かった)。

↑ 世帯当たりのハンバーガー年間購入金額(円)(2009年)(上位10県庁所在地と政令市)
↑ 世帯当たりのハンバーガー年間購入金額(円)(2009年)(上位10県庁所在地と政令市)

第二位の川崎市以降はほぼ横並び。セット価格で考えれば、月に一度弱、ハンバーガーを食べるというところか。気になるのは沖縄・那覇市で、他の都市に比べて2000円近い上乗せをしている。今回はグラフ化を略するが那覇市は購入頻度も大きく、例えば川崎市の613回(百世帯あたり・年間、以下同)なのに対し、那覇市は937回とかなり頻繁にハンバーガーを食べていることになる。

「おや?」と思い、改めて【「沖縄」「ハンバーガー」で検索してみると】、実は沖縄はハンバーガーが深く浸透していることが分かる。あの[吉野家ホールディングス(9861)](の沖縄吉野家)ですら沖縄限定で「牛丼バーガー」の試験販売を行ったくらいだ(【那覇経済新聞・2009年5月12日】)。



普段全体的な金額などのデータから見ているが、このような地域毎の数字を見ると、また違った角度で消費の動向を推し量ることができ、興味深いものがある。さらに沖縄のハンバーガーの件のように、データの特異な動きから新たな情報を得て、ちょっと得した気分になれた感もある。自分の好きな食材について、家計調査速報のデータをひもとき、チェックを入れてみると新たな発見があることだろう。

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