【更新】「今こんなモノが流行ってます!」と伝えられ「そんなこと無いよネ」と感じる人は70.3%

2010/03/13 07:41

流行イメージ「ブロッチ」などを展開するアイシェアなどは2010年3月12日、「今どきの流行りモノ」に関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体においては、「今これが流行っている」とメディアで紹介された時点で、実際に自分の身の回りでもそれが流行っていると感じる人は「そういうことが多い」も含め全体の29.7%に過ぎないことが分かった。過半数が「感じない派」に属している。メディア発の流行情報について疑問視する、あるいは「流行っている」という情報そのものが「流行らせるためのもの」であるかがうかがえる結果といえる([発表リリース])。

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今調査はアイシェアが2010年2月22日から2月25日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行ったもので、有効回答数は502人。男女比は53.0対47.0で、年齢階層比は20代32.7%、30代31.9%、40代35.5%。

昼時のワイドショーや若年層向けのいわゆるテレビによる「情報発信番組」などで良く話題に取り上げられるのが、「今どきの流行りモノ」。「今、世間一般ではこんなものが流行っていますよ、流行に乗り遅れないためにはあなたも是非お試しを」というニュアンスのもので、雑誌などでも巻頭カラーの特集の題材になることが多い。

それではテレビや雑誌で「今どきの流行りモノ」が紹介された時点で、個々の視聴者の身の回りで本当に流行っているものなのだろうか。実感としてどのように覚えているかについて尋ねたところ、全体では「よく感じる」という回答は1.6%に過ぎず、「感じることが多い」の28.1%を合わせても29.7%しか肯定派は居なかった。

↑ テレビや雑誌などのメディアで紹介された「今どきの流行りモノ」が、紹介された時点であなたの身の回りでも流行っているなと感じることはありますか?
↑ テレビや雑誌などのメディアで紹介された「今どきの流行りモノ」が、紹介された時点であなたの身の回りでも流行っているなと感じることはありますか?

男女別で見ると女性の方が肯定派が多い。それだけ流行に敏感なのか、あるいは「乗せられやすい」のかもしれない。また、男女別で見ると若年層の方が「実際には流行ってないよネ」という否定派が多いのが確認できる。いずれにしても肯定派は少数でしかないことが分かる。

この傾向についてよく感じる=3、感じることが多い=2、感じないことが多い=1、ほとんど感じない=0と係数を割り振り、DI値を算出すると次のようになる。

↑ メディア紹介の「今どきの流行りモノ」が紹介時点で自分の周囲でも流行っていると感じる度(よく感じる=3、感じることが多い=2、感じないことが多い=1、ほとんど感じない=0)
↑ メディア紹介の「今どきの流行りモノ」が紹介時点で自分の周囲でも流行っていると感じる度(よく感じる=3、感じることが多い=2、感じないことが多い=1、ほとんど感じない=0)

男性の方が、そして若年層の方が「今、こんなものが流行ってますヨ」というテレビや雑誌の情報には違和感を覚えていることが分かる。



冒頭でも触れたように、テレビや雑誌の「流行りもの紹介」は本当に現在の流行り廃りを伝えることもあるが、それよりはむしろ「ちょっと流行りの傾向が見えてきて、今後流行りそうな気がする」あるいは「これを流行らせたいから、『流行っている』と流布してきっかけにする(いわゆる【スタンピード現象を再確認してみる】で紹介した「スタンピード現象」が起きるのを画策する)」ことの方が多い。踊るなら皆で踊った方が楽しいのは事実だが、踊りたくないのに踊らされるのは勘弁こうむりたいものだ。

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