携帯電話やスマートフォンでのSNS利用が急増中・モバイルで変化するアメリカのSNS事情

2010/03/08 06:55

SNSを活用する若者たちイメージ世界規模のデジタルメディアの利用動向を調査するcomScoreは2010年3月3日、アメリカにおける携帯電話をはじめとしたモバイル情報端末によるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用状況に関する調査結果を発表した。それによると、2010年1月(を含む過去3か月間の移動平均)において、ブラウザ(モバイルアプリケーションのみは含まない)からSNSサイトにアクセスした携帯電話などのユーザーの割合は保有者全体の11.1%となり、前年同期の6.5%から4.6ポイント増加したことが分かった。SNSのサイト別ではFacebook.coの利用が112%増し・Twitter(ツイッター)が347%増しと大幅に増加する一方、MySpace.comは7%の減少を見せており、SNSの世界でもモバイル利用において二極化が進んでいることがうかがえる結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査はアメリカの13歳以上の人を対象にしたもの。有効回答数や調査手法は公開されていない。モバイル情報端末の利用を対象としたものだが、モバイル・ブラウザ経由でアクセスした人のみを集計しており、モバイルアプリケーションのみでアクセスしている600万人近い人の利用はカウントされていない。

それによるとアメリカではこの1年間で、携帯電話などを使ってSNSにアクセスしている(加入して利用している)人の割合は4.6ポイント増加し11.1%に達した。10人モバイル情報端末を持っている人がいれば、1人はその端末を使ってSNSへアクセスしている計算になる。

↑ モバイル端末におけるSNSに登録・利用している人の割合(アメリカ・13歳以上・各年月を含む過去3か月の移動平均)(個々の端末種類全体に占める割合)
↑ モバイル端末におけるSNSに登録・利用している人の割合(アメリカ・13歳以上・各年月を含む過去3か月の移動平均)(個々の端末種類全体に占める割合)

それぞれの端末の種類で普及・利用率に違いはあるが、いずれもこの1年で大きな伸びを示しているのが確認できる。これは【「ケータイSNS」の傾向を強めるmixi】【SNS、若者から中堅層に浸透中。流行の中心に居る10代はパソコンからケータイへ!?】など日本でも見られる傾向で、かつては「オマケ的要素」だった携帯電話などモバイル端末でのSNSへのアクセスが、今や成長戦略には欠かせない要素となっている。

ただしすべてのSNSが恩恵を受けているかというと、そうとも限らないようだ。

↑ モバイルブラウザで主要SNSに登録・利用している人の数(アメリカ・13歳以上・各年月を含む過去3か月の移動平均)(万人)
↑ モバイルブラウザで主要SNSに登録・利用している人の数(アメリカ・13歳以上・各年月を含む過去3か月の移動平均)(万人)

【米大学生がグーグルやYouTubeよりもっと好むウェブサービスは?】などで解説しているが、欧米のSNS界隈ではFacebook.comが急激な成長を見せ、ツイッターがかち合う事無く伸びを示し、それに対してMySpace.comは緩やかな縮小傾向にある。モバイル端末の世界でも同様の傾向が見受けられる。

これらの結果についてcomScoreのモバイル部門における上級副社長のMark Donovan氏は

携帯電話をはじめとしたモバイル端末は、仲間内や友達間におけるコミュニケーションにおいて、中心的な役割を果たすようになっている。コミュニケーションに適した様々な機能を持つSNSがその役割を果たすモバイル端末のサービスとして重要視されるのは当然のことだ。
(Social media is a natural sweet spot for mobile since mobile devices are at the center of how people communicate with their circle of friends, whether by phone, text, email, or, increasingly, accessing social networking sites via a mobile browser.)

とコメントし、この成長が何ら不思議なものではないと解説している。

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