クレカ・キャッシュカード・ポイントカードは8割超え……財布の中身はカードでいっぱい

2010/03/09 07:05

カードが一杯の財布イメージ【インテージ(4326)】は2010年3月4日、ビジネスパーソンの「財布の中身事情」に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、「現金以外で財布に入れているもの」としてもっとも多くの人が回答したのは「クレジットカード(ポイントや電子マネー付きのカードを含む)」で、84.8%に達していた。「銀行のキャッシュカード」「ポイントカード」が8割代で続いている。中でも「ポイントカード」は保有枚数が平均で4.9枚に及び、他のカードよりも2枚程度多い傾向が見受けられる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年2月9日から12日にかけて関東一都三県の20-59歳のビジネスパーソンに対してインターネット経由で行われたもの。男女比は1対1、年齢階層比は20代・30代・40代・50代で均等割り当て。

カードの保有枚数については以前複数の調査機関の結果をお伝えしたが、例えば【3枚以上は当たり前!? クレジットカードを複数所有している人は7割以上】【財布の中はカードでいっぱい・女性の15%はいつもカードを20枚以上所有】などではそれぞれ「(クレジットカードは)2枚以上保有が71.0%」「(カード全体で)全体平均で8.64枚」という値が出ている。

まず財布に入っている、現金以外のものについて尋ねてみると、多くの人が「クレジットカード」「銀行のキャッシュカード」「ポイントカード」など、買い物と深く関わり合いのあるカードを保有していることが分かった。現金以外に、現金同様に使えるカードを複数所有している形となる。

↑ あなたが普段、現金以外で財布の中に入れているものは何ですか(複数回答、40%以上のみ抽出)
↑ あなたが普段、現金以外で財布の中に入れているものは何ですか(複数回答、40%以上のみ抽出)

今調査の別項目での記事【お財布の中身の現金どれくらい? 平均1万7000円ナリ】では、現金の保有額が平均で1万7000円程度と案外少なめで、「500円以下」「1000円程度」「現金は入っていない」という人も少なからずいたが、その人たちはこれら「現金同様に使えるカード群」を多用しているものと思われる。

それではカード保有者はそれぞれのカードを何枚くらい保有しているのだろうか。「クレジットカード」「銀行のキャッシュカード」「ポイントカード」に加え、現金の代わりに使うものではないが保有率が高めの「会員証」を加え、保有枚数を尋ねた結果が次のグラフ。

↑ 財布に入れているカードの枚数をお答えください(保有者限定)
↑ 財布に入れているカードの枚数をお答えください(保有者限定)

↑ 平均保有枚数(保有者限定)
↑ 平均保有枚数(保有者限定)

キャッシュカードが一番保有枚数が少ないが、これは基本的に銀行と連動するものであり、銀行口座そのものを大量に抱えている人がいないから。あるいは口座を多数持っていても、通常出し入れをするのに使うのはせいぜい二、三行に過ぎないから。会員証やクレジットカードはやや多めだが、それぞれの利用事情によるものだろう。

興味深いのはポイントカード。1枚しか持っていない人は極めて少数で、10枚以上持っている人も1割を超えている。これは基本的にポイントカードの類は企業単位で発行され、自分がよく使う店毎にカードを常日頃から持ち歩いていなければならない事情による。最近では大手のカードは共通化する傾向を見せているが(例えばカルチュア・コンビニエンス・クラブが発行するTカードは、ファミリーマートやスリーエフ、ドトールコーヒーなどでも利用できる)、それでも財布の厚みを増させる大きな要因となっていることに違いは無い。



「おサイフケータイ」の利用が進んでいるポイントの一つは、複数の電子マネーやポイントカードのサービスを一つの端末に統括することで、財布のふくらみを薄くすることが可能な点にある。もちろん一つにまとめることによるリスクも生じるが、それでも分厚い財布から必要なカードを取りだすのに難儀したり、ポケットが異様にふくらんでしまうのを防げるのはありがたい。

今後さらにおサイフケータイなどのサービスが浸透していけば、今回のような調査結果における「財布に常駐しているカードの枚数」も減少していくことだろう。定点観測を行う調査機関に、調査を望みたいところだ。

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