高校生の就職内定率、12月末時点で74.8%・「就職氷河期」よりは良好だが前年比下落率は過去最大

2010/02/24 06:55

文部科学省は2010年2月23日、今春卒業予定の高校生の、2009年12月末時点の内定状況について発表した。それによると2009年12月末時点の就職内定率は74.8%となり、前年同期で7.5ポイントの減少となった。卒業予定者107万5000人のうち、就職希望者は18万3000人、内定者は13万7000人を数え、就職希望者のうち内定に至っていない者は約4万6000人(男子約2万1000人、女子約2万5000人)という状況にある。また、前年同期比での内定減少率は調査開始の1976年度以来最大の下落幅となっている(【発表リリース】)。

スポンサードリンク


今調査は国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)を対象に学科別・都道府県別の就職内定状況を調べたもの。なお【大学生の就職内定率は73.1%・前年比7.9ポイントのマイナス】でも触れているが、2010年3月に高校・中学新卒予定者の選考・内定開始期日は、文部科学・厚生労働両省により「高校……2009年9月16日以降」「中学校……2010年1月1日以降(積雪指定地域においては2009年12月1日以降)と定められている。

全体の高等学校卒業予定者の就職内定率は2009年12月末時点で74.8%(前年同期比マイナス7.5ポイント)。男子は79.7%(同マイナス7.3ポイント)、女子は68.5%(同マイナス7.8ポイント)。

↑ 2009年12月末時点の高校生就職内定率
↑ 2009年12月末時点の高校生就職内定率

2009年10月末時点の55.2%と比べると19.6ポイント改善しており、また、いわゆる「就職氷河期」といわれた2002年度の66.3%と比べればまだ高い値ではあるが、厳しい状況には違いない。なお、12月末と3月末の内定・就職率の比率が去年と同じだった場合、今年度は3月末時点で84.5%前後になると予想される。一方で「就職氷河期」の2002年の比率で換算すると97.4%前後。どちらのの値がより近くなるか、現時点では判断が難しい。

↑ 新規高等学校卒業(予定)者就職(内定)状況
↑ 新規高等学校卒業(予定)者就職(内定)状況

各当事者たる学生たちには希望している職種への就職がかなうよう最大限の努力を尽くしてほしいし、担当教員をはじめとした周囲の大人たちはしっかりと彼ら・彼女らを支えて欲しいものである。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー