「時間」を味方に引き入れるための7つの思考法

2010/03/04 06:56

時間イメージ基本的に「技術」は人の生活を楽にし、時間を短縮し、より豊かになるために生み出されるもの。しかし技術の進歩は生活を楽に・豊かにしてくれたかもしれないが、時間との関わりだけは例外といえる。例えば電子メールの発達で【「電子メール中毒」からの解放を目指して・完全版12ステップ解消法】にもあるように、逆に意思疎通で拘束される時間は長くなってしまった。携帯電話の普及もしかり。便利にはなったが、時間の束縛という点では逆に余裕が無くなっている(【「ケーチュー」こと携帯電話中毒のチェックリスト10項目】で確かめてみよう)。「どんなに技術が進歩しても、時間は勝つことができない強固な敵でしかないのか」と嘆き悲しむ人も多いだろう。【Dumb Little Man TIPS FOR LIFE】ではそんな人のために、「考え方次第では時間を『到底かなわない鉄壁の敵』ではなく『楽しみ、共に過ごせる友達のようなもの』としてとらえることができる」として、7つの考え方を解説している。

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1.時間は柔軟性に富んでいる
意思さえあればいつでもどんな時にでも好きなことを手掛ける自由がある(うまく成し遂げられるか否かは別)。要は優先順位の問題で、したいことが本当に重要ならば、の話。しばしば「時間がない」という発言を耳にするが、それは実のところ「あまりしたくは無い」「面白くなさそう」「難しそう」を言い換えているに過ぎない(【1日の時間をもっと長くするための7つの”魔法”】でも同様の見解が示されている)。

どれが重要?イメージ2.「何が本当に重要なのか」を見定める
「時間がない」とつぶやく前に、今していることが本当に「今やらねばならないのか」を考え直す。結局は「あまり重要では無い事」に時間を費やしてしまっている自分に気が付くはずだ。【仕事の効率を上げる10のコツ】でも「優先順位が低いものに時間をとられないよう、順位の高いものをより分け、そちらから手がける」ことを勧めている。

3.自分が好きなことをする
人は自分が好きなことをする時間を確保するためなら、積極果敢に物事を成し遂げようとする。誰もが「週末定時に帰れるように手元の仕事を片付けられるよう馬力を上げ」たり、「昼飯の時間に遅れず良い場所を確保するために、昼前にやるべきことのカタをつけようとした」経験を持つはず。そしてその成果として得られたアフターファイブや楽しい昼食の時間は、もちろん素晴らしいひとときとなる。

一方で単に時間の経過を辛いものと考える作業・仕事は苦行でしかない。【「自分は何のために働いているんだろう」と自問自答した時に効く5つの「特効薬」】でも触れているが、自分が今している「苦行」のようなことを、「今後の自分のための経験の積み重ね」や、「その先に見える結果のためのプロセス」あるいは「通過儀式」と見なし、「楽しいこと」に連なる1ステップと考えよう。そうすれば仕事や作業の時間も「好きなこと」の一部として考えられるはずだ。結局はそれが、一日の時間の多くを「自分が好きなことをする」に該当させることになる。

誰かに任せるイメージ4.「誰かに任せる」という選択肢を考える
【時間を上手に管理するための10の秘伝】の「10.他人に委任できることは積極的に委任する」で詳しく説明しているが、他人に任せられるものは積極的に任せることで、自分の時間を確保することが可能となる。

5.時間に打ち勝とうとしない…滅多に勝てないのだから
タイムリミットを定めて「絶対にこの日時まで仕上げねば」と、まるで時間との競争をしているかのように作業をしても、なかなかうまくいかない事が多い。思いもかけないアクシデントや計画の乱れ、状況の変化が襲いかかるのは目に見えている。むしろ「時間との競争」という、まず勝てないプレッシャーに神経をすり減らされ、余計なストレスを溜めてしまうかもしれない。締め切り・目標時間内に終えることを目指すのは当然だが、そればかりを気にして作業そのものへの注力を怠ったのでは本末転倒。

時間にこだわるイメージ6.「定期スケジュール」にこだわり過ぎない
毎週、毎月の定期スケジュールに従って行動することは、身体のためにも精神のためにもプラスとなる。例えば健康のため、毎週月曜と木曜には電車を使わず歩いて仕事場へ行き来するというものだ。しかし月曜に雨が降ったり、木曜に緊急会議が開かれて会社を出るのが遅れた時、それでも徒歩で出社・帰社するのは辛いかもしれない。

そんな時は考え方を少し変え、「定期スケジュール」ではなく「一定期間にどれだけの頻度」で考えてみる。この例なら「月曜と木曜」ではなく「週二回」と考えれば良い。基本は月曜と木曜で変える必要はないが、フレキシブルな考え方をすれば、「時間に束縛されている」というプレッシャーも随分と減るはず。

7.有限即実行
【仕事の効率を上げる10のコツ】の「7.有言即実行」とほぼ同じ。「気になることを頭にとどめずに、サクサクこなしてしまう」というもの。「今日できることは明日に回さずに今日のうちに」。先延ばししても何のメリットも無い。

原文では最後に、ベストセラーのライフスタイルアドバイス紙『Life's Little Instruction Book (Life's Little Instruction Books) 』の著者H.Jackson Brown,Jr.氏からのアドバイスを載せている。

「時間がない」などとダダをこねないでください。あなたに与えられた1日あたりの時間は、かのヘレンケラーやパスツール、マイケル・アンジェロ、マザーテレサ、レオナルド・ダ・ビンチ、トーマスジェファーソン、アインシュタインとまったく同じ24時間なのですから。
(Don't say you don't have enough time. You have exactly the same number of hours per day that were given to Helen Keller, Pasteur, Michaelangelo, Mother Teresa, Leonardo da Vinci, Thomas Jefferson, and Albert Einstein.)

そう言われてしまうとグゥのネも出ない。逆に(彼ら・彼女らのような偉業を成し遂げるかはともかくとして)これらの人物の著書や自伝に目を通すことを試みるのはありかもしれない。時間を有効に使いこなし、時間を味方に引き寄せるためのヒントを得ることはできるに違いない。

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