やっぱり減ってる? 食事のデリバリー利用頻度、「増えた派」は5.2%・「減った派」34.3%

2010/02/15 07:12

ピザイメージマイボイスコムは2010年1月19日、デリバリーサービスに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、食事のデリバリー(宅配・出前)サービスを利用する頻度が1年前と比べて減った・若干減った人は合わせて34.3%に達していることが分かった。増えた・若干増えた人は合わせても5.2%しかおらず、デリバリーを利用する人が減少傾向にあることをうかがわせる結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年1月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2839人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代34%・40代31%・50歳以上21%。

ピザやお寿司はもちろん、ラーメンなどの中華料理、そば・うどん、お弁当に丼もの、最近ではファミリーレストランのサービスなど、デリバリーサービスは多種多様化する傾向を見せている。しかし外食同様、デリバリーサービス業界も、決して景気が良いとはいえないようだ。実際調査母体においても、利用したことが無い人18.9%を別にしても、利用頻度が変わらない人は41.3%、減った人が23.6%・若干減った人が10.7%と、「減った派」が目立つ結果が出ている。

↑ あなたが食事のデリバリー(宅配、出前)サービスを利用する頻度は一年前と比べてどう変わりましたか
↑ あなたが食事のデリバリー(宅配、出前)サービスを利用する頻度は一年前と比べてどう変わりましたか

「増えた派」から「減った派」を引いた、いわば「デリバリーサービス利用頻度DI値」はマイナス29.1%。これだけを見ても、利用頻度が減っていることが分かるはずだ。

調査機関のマイボイスコムでは同様の調査を2006年10月にも行っている。この時には選択肢に「数年に1回」が入っていないが、ほぼ同条件における「普段の利用頻度」に関するデータがあるので、それを今回の調査結果(別項目)と比較したのが次のグラフ。

↑ あなたは、普段どの程度、食事のデリバリー(宅配、出前)サービスを利用しますか?(2006年10月と2010年1月)
↑ あなたは、普段どの程度、食事のデリバリー(宅配、出前)サービスを利用しますか?(2006年10月と2010年1月)

年1回以上利用する人たちの割合が一様に減少し、ほとんど利用しないに等しい(、そして新設された選択肢)「数年に1度」や「利用しない」の割合が大幅に増加しているのが分かる。「月一以上」に限定しても、2006年10月では19.5%も居たのに対し、2010年1月では12.5%。7ポイントもの減少を見せている。

上でも触れているが、外食産業と同じ理由でデリバリーサービスにも厳しい冬の時代が到来している。一方で【お食事宅配サービスの世代をグラフ化してみる】などでも説明しているように、高齢者向けのお食事デリバリーサービスは比較的堅調な状況にある。デリバリーサービスそのものが敬遠されている中で、注目すべき動きといえる。

今後は「お食事宅配サービス」の流れを見定めた上で、デリバリーサービス全体としても、これまでの戦略とは違った発想を見せる必要があるかもしれない。

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