節約方法のトップは「購入・サービス利用回数の削減」・55.1%の人が断行

2010/02/12 05:05

節約イメージマイボイスコムは2010年1月19日、くらしと節約に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち2009年に経費の節約を積極的に行った人においては、その節約方法として「購入やサービス利用の回数を減らした」人がもっとも多いことが分かった。過半数の55.1%がこの方法を用いている。商品価格を店単位で比較し、安いお店で買うようにしたことがある人も39.7%に達している。節約を実践した人は単独の方法に執着することなく、色々な方法を使いこなし、お財布事情に立ち向かっているようだ(【発表リリース】)。

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今調査は2010年1月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2839人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代33%・40代32%・50歳以上21%。

先に【去年積極的に節約をした人65.3%、今年はスイーツやたばこがターゲット??】で記したように、2009年において積極的に節約をした人は65.3%にのぼっている。

↑ 昨年1年間で、あなたのご家庭ではどの程度経費の節約を行いましたか
↑ 昨年1年間で、あなたのご家庭ではどの程度経費の節約を行いましたか(再録)

それではその人たちは、どのような方法で節約したのだろうか。複数回答で選択肢から選んでもらったところ、もっとも多かったのは「購入やサービス利用の回数を減らした」。55.1%が同意を示している。「止めた」では無く「減らした」だから、止めるわけにはいかないものの、ある程度我慢をしたというところ。具体的には散髪、外食、スイーツの購入などが良い例だろうか。

↑ どのような方法で節約しましたか(節約をした人限定)(複数回答)
↑ どのような方法で節約しましたか(節約をした人限定)(複数回答)

次いで多い節約方法は「同じ商品でも複数の店の価格を比較し、より安いところで買うようにした」。【この頃アメリカで流行っている「トレードダウン」という考え方】で紹介した「トレードダウン」、つまり「行きつけのお店の格下げ」に他ならない。あるいはそれですら無く、「行きつけのお店」を無くして「現時点で一番安いところが行きつけのお店」ということか。

また、日本人はどちらかというと消極的なクーポンの利用を含めた「クーポンやポイントサービスなどを積極的に利用した」という選択肢も高い回答率を見せている。35.9%だから、節約をした人の3人に1人以上は実施している計算。

その他様々な節約方法がリストアップされているが、一番最初にイメージされそうな「割安になるようまとめ買いをした」は意外に少なく19.0%でしかない。結局まとめ買いをしても「目の前にたくさんあるとつい多めに使ってしまう」「使い切れなくて無駄にしてしまうことがある」など、節約に結びつかない事例があるからだと思われる。つまりそれだけ節約の面でも賢くなっているわけだ。



リストアップされた選択肢を読みなおしてみると、この数年で新たに生まれた考え方、節約方法では無く、昔から常日頃言われてきた節約方法でしかないことが分かる。さすがに「購入やサービスの利用を止めた」はそれ単独では「節約とは別物では?」と首を傾げる人もいるだろうが、「(不必要な、必要度の低い商品・サービスの)購入やサービスの利用を止めた」と考えれば合点はいくはず。

節約行動もネガティブに考えていたのでは、生活の質まで落としてしまい、逆に別の面で足を引っ張りかねない。むしろ節約を楽しみの一つとしてとらえ、そして必要なものはしっかりと手をつけ、対価を支払い、充実した毎日を過ごせるようにしよう。

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