「逆チョコ」知ってる? もらったことある?? 小中学生では74.5%が「知ってるヨ」

2010/02/10 06:57

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「逆チョコ」イメージネットマイルは2010年2月9日、小中学生のバレンタインに関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体(女の子)においては、いわゆる「逆チョコ」を知っている人は74.5%に達していることが分かった。一方バレンタインデーに男の子からチョコレートをもらった経験がある人は26.2%と、4人に1人強ほどに及んでいた。小中学生の女の子の間では「逆チョコ」は、知識としては知っていても、実際にもらった経験がある人はまだ少ないようだ([発表リリース、PDF])。


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今調査は2010年1月14日から15日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は290人。全員が女性で、学年階層比は小学5年生が28.3%・小学6年生が27.9%・小学4年生が17.2%・中学1年生が14.5%など。なお小学校低学年(小学1・2年生)は回答数が少数(5人)のため、今回はグラフ生成から除外してある。

バレンタインデーというと、女の子から男の子に好意の証として、チョコレートと共にメッセージなどを贈るのが定番。しかし最近では「男の子から女の子にチョコを贈ってもいいんじゃない?」とばかりに、男女が入れ替わる「逆チョコ」なる風習も見受けられるそうな(製菓業界の陰謀という話もあるが、真相は定かではない)。

それでは小中学生の間では「逆チョコ」の認識度や実際の浸透度はどんな感じなのだろうか。「知っている・知らない」「もらったことがある・ない」で両条件合わせて4つに区分した上で回答してもらった結果が次のグラフ。

↑ バレンタインデーに「逆チョコ」をもらったことがありますか(女の子限定)
↑ バレンタインデーに「逆チョコ」をもらったことがありますか(女の子限定)

大勢を占めるのが紫色の「知っているけどもらったことが無い」に該当する人。一方、小学校中学年では赤色の「知らないしもらったことも無い」人がやや目立つ形となっている。またどの学年階層でも「知っている・もらったことがある」人が一定数(大体2割)ほどおり、それなりに浸透しているように見える。

とはいえ、この区分では少々状況が把握しにくい。そこで「知っている・知らない」「もらったことがある・ない」で振り分け直してグラフを創ったのが次の図。

↑ 逆チョコを知っているか
↑ 逆チョコを知っているか

↑ バレンタインデーに男の子からチョコレートをもらったことがあるか(いわゆる「逆チョコ」の経験があるか)
↑ バレンタインデーに男の子からチョコレートをもらったことがあるか(いわゆる「逆チョコ」の経験があるか)

これで見ると、

・学年が上になるに連れて「逆チョコ」の認知度は上がる
・「逆チョコ」の経験はどの学年でも変わらず2割強程度

という傾向があるのが分かる。

「草食男子」という言葉にあやかり、「逆チョコ」をさらに流行らせようという動きが、ちらほらと見受けられる。しかし今調査結果を見る限り小中学生の界隈においては、認知度は歳を重ねるに連れてそれなりに増加していくものの、少なくとも実行している男の子はどの年齢も変わらす少数派に留まっているようだ。


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