【更新】底支えする要素が現在の市場全体には…海外投資家、十週ぶりの売り超し(2010/02/04)

2010/02/04 17:30

東京証券取引所は2010年2月4日、2010年1月25日から1月29日(1月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆3041億4263万2000円なのに対し、買い総額は3兆2636億0712万9000円となり、差し引き405億3550万3000円の売り超しとなった。これは先週から転じて十週ぶりの売り超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人と証券会社は買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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1月25日から1月29日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7375億5148万6000円/7176億6276万2000円(198億8872万4000円売超)
・個人……1兆2823億2608万1000円/1兆4546億8702万9000円(1723億6094万8000円買超)
・外国人……3兆3041億4263万2000円/3兆2636億0712万9000円(405億3550万3000円売超)
・証券会社……1747億1359万1000円/2018億2083万6000円(271億0724万5000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

2010年1月4日-8日……6566億3084万2000円買超
1月12日-15日……4658億0794万8000円買超
1月18日-22日……3285億5192万7000円買超
1月25日-29日……405億3550万3000円売超

今回計測週は全般的に日経平均株価は下げ基調で、直近一か月の最安値をつけた2月1日に向けての助走的な役割を果たした週となった。市場の雰囲気的にはトヨタのリコール問題がじわじわとその規模を拡大する中で不安が広まり、マインドを冷えさせた感が強い。JAL問題が(少なくとも同社銘柄そのものが市場に与えた影響において)一息ついたと思ったら、すぐにトヨタ問題が露呈するあたり、何か呪われたような感すらしてならない。

日経平均株価はかろうじて1万円台の大台を維持しているものの、それを裏付けるものは「区切りが良いから(≒オプションなどの関係で)1万円に近付くと買いが入る」という程度でしかない。割安感もあるが、大きな要素では無く、ちょっとしたイベントで大きく下振れする可能性はある。それだけ底支えする要素が現在の市場全体には無い。今しばらくはこのような状態が続くだろう。

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