親が願う理想の「子供の携帯使用料金」は月3300円。それでは現実は……?

2010/01/29 04:52

現実と理想の開きイメージブランド総合研究所は2010年1月19日、子供の携帯電話使用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体の保護者においては、自分の子供が使う携帯電話の使用料金の妥当額は平均で約3300円であることが分かった。一方、実際にかかる料金の平均は約5600円で、約2000円の開きが生じている。先に【「もうちょっとケータイの費用減らせない?」子供に想う親は51.4%】で伝えた、保護者の「もうちょっと携帯電話の使用料、安くならないかしら」という願いは具体的には、千円札2枚程度であるようだ(【発表リリース】)。

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今調査は2010年1月8日から13日にかけてインターネット経由で行われ、有効回答数は「自分の携帯電話を持つ小学6年生から高校3年生まで599人」「携帯電話を持つ小学6年生から高校3年生までの子供を持つ親590人」。年齢・学年階層は非公開。調査はアイブリッジが担当した。

景気の悪化でお財布事情が厳しくなる昨今、削れる出費は何でも削りたいという気持ちは、家計を守る親の「子供にかかる費用」においても変わるところが無い。ましてや教育費とは直接関係の無い、携帯電話周りの費用であればなおさらのこと(今調査母体は、携帯電話を持つ子供がいる保護者であることに注意)。

そこで自分の子供が使っている携帯電話の一か月あたりの使用料金と、保護者が望む・妥当だと考える料金について尋ね、それぞれ金額階層別にまとめた結果が次のグラフ。

↑ 子供の携帯電話料金(支払い金額と妥当金額、保護者から見て)
↑ 子供の携帯電話料金(支払い金額と妥当金額、保護者から見て)

妥当・理想の金額は2000円未満と3000円台がボリュームゾーン。前者は「無理っぽいけど出来ればそれくらいがいいな」という願望、後者は「実際にはこれくらいが限界だろうし、この額なら何とか許せるかな」という現実的な妥協ラインだろう。一方で現実としては3000円台・5000円台がボリュームゾーンで、6000円・7000円にも多くの回答が寄せられている。

そしてグラフ上にもあるように、全体の平均は「妥当金額……3313.3円」「現実金額……5573.9円」と、その差は2260.6円。実際にかかる2か月分の金額で、3か月くらいは保って欲しいな、というのが本音。

一部1万円以上の項目へ回答した保護者がいるが、これは携帯電話を使う子供が複数いることを意味しているものと思われる。子供達自身にしてみれば、兄弟姉妹の利用状況まで自分自身に影響を及ぼす(利用金額で愚痴をこぼされる)のは理不尽と思うかもしれない。しかし家計を預かる保護者からすれば、一人分の金額の金額がいくらであろうと、最終的に支出となるのは子供全体の利用金額。気にしないわけがない。子供の数が多ければ多いほど、保護者にとっては彼ら・彼女らが使う携帯電話の利用料金で頭を痛める機会が増えることは間違いが無い。



ここで、「だから携帯電話各社はもっと使用料金を安くすべき」と主張するのは筋が通らない。子供にとって(あるいは子供のための出費としては)負担が大きいのなら、それは子供にとっては不相応なもの・使い方と考えるべき。

どの程度の額を「許容できる」「ちょっと高いからどうにかしたい」と考えるかは個々の家計・家族の基準にもよる。そしてもし使用料金の明細とその「基準」とを見比べ、保護者サイドで「これはちょっと高いのではないか」と感じたら、一度子供達と話し合いを設けてみてはいかがだろうか。

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