ちょっとだけ、でもとても素敵な「幸せ」を届けるコカ・コーラの自動販売機

2010/01/16 08:15

ちょっとだけ、でもとても嬉しい「幸せ」を届けるコカ・コーラの自動販売機から出てきたサンドイッチイメージ最近ではあまり見かけなくなったが、時々当たりつきの自動販売機に時々出会うことがある。そんな自動販売機で当たりが出ても、せいぜいもう1本無料でジュースが手に入るだけ。だけ、なのだが、なぜか妙に気持ちが高揚し、嬉しくなってしまうもの。コカ・コーラが世界規模で実施しているキャンペーン【Happiness Factory】(幸せを届けて皆と共有し、その幸せで世界中を埋め尽くそう、とでも意訳すればいいのだろうか)では、その「幸せ」をある方法で大学のキャンパスに届けようとした。そのようすがYouTubeで公開されている(トリガー記事:Coloribus.com)。

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↑ Coca-Cola 「Happiness Machine」。

そのイベント(!?)が行われたのは、ある大学(恐らくイギリス)のキャンパス、恐らくは学食かカフェテラス(投稿期日は今年の1月12日となっているので、つい最近の話だろう)。そこに「中の人が”いる”」コカ・コーラの自動販売機を設置し、さまざまな「小さな幸せ」を学生たちにふりまいていく。

初めは500ミリリットルのペットボトルのコカコーラを買った女性が映し出される。自分が買ったのは1本だけなのにもう1本のコーラが出てくる。「あら、当たり? ラッキー」と思うのは2本目くらいまで。4本を自分の腕に抱えても、さらに出てくる様子を見て、「Oh my god(なんてことなの)」と嬉しさとあきかえりさが混じった顔に。思わず周囲に配りだす。ちなみに動画の中盤ではっきりと分かるのだが、複数のコーラが出てくる時にはちゃんと自販機のライトが点滅して効果音が流れ、「当たり」であることをアピールしている(故障して勝手に商品が出て、それを盗み取りするよう促しているわけではない)。

↑ 自分が手にしたコーラを周囲に配る女性。むしろ後ろで大笑いする男性の方が目立つ始末。
↑ 自分が手にしたコーラを周囲に配る女性。むしろ後ろで大笑いする男性の方が目立つ始末。

すべての人が「当たり」の恩恵を受けるわけではないが、「なんかラッキーな自販機があるぞ」と人だかりができる。

すると今度は投入口から手が出てきて「お花をどうぞ」とばかりにひまわりをプレゼント。思わず微笑む女性たち。

↑ 動画を見た限り、ひまわりの花を受け取れたのは女性ばかり。この自販機、男性なのかもしれない。
↑ 動画を見た限り、ひまわりの花を受け取れたのは女性ばかり。この自販機、男性なのかもしれない。

当たりの人が出るたびにキャンパス内は大喝采。手に入れたコーラを手に、「さあ、あんたも買ってみなさいよ」とすすめる人も出る始末。そして「中の人」もノリノリになり、わざわざコップにコーラをついで差し出してくれる。他にも光るサングラス、造形風船など、多種多様な演出で購入者に笑顔と幸せをもたらしてくれる。

揚げ句の果てには(コーラと相性の良い)ピザや、さらには「どうやってこの自動販売機に入れたの?」とツッコミを入れざるを得ないほどの長さの巨大サンドイッチまで登場。キャンパスは大騒ぎとなり、まるでお盆と正月とクリスマスと感謝祭が同時にやってきたかのような雰囲気に。


↑ 「あら、ピザまで出てきた……どうしましょ」と戸惑う女性(上)、その後さらにピザの上をいく形で、超ロングサイズのサンドイッチが登場。何人もの人が集まり、落ちないように支えることに(下)。
↑ 「あら、ピザまで出てきた……どうしましょ」と戸惑う女性(上)、その後さらにピザの上をいく形で、超ロングサイズのサンドイッチが登場。何人もの人が集まり、落ちないように支えることに(下)。

サンドイッチが出てきておおはしゃぎでござるの巻イメージ複数のコーラが出てきたのならともかく、自動販売機の中から手が出て花を渡したあたりで、「あ、何かイベント的なものだな」ということは多くの利用者には分かったはず。それでもなお何事もなかったかのように(しかし同時に「何かが起きる」ことを期待しながら)使い続ける学生たちのノリの良さもさることながら、その期待に応えるべく(まさに言葉通り)手を変え品を変えさまざまなものを「当たり」として渡し、学生たちにささやかな、でも心の底から嬉しくなれる「ハッピー」を学生たちに贈るコカ・コーラ側も大したもの。学生はもちろん、大喜びする学生を見ているコカ・コーラサイド側も、きっとハッピーになれたに違いない。

この「ハッピー」を共有するという企画の面白さ・巧みさには、「なるほど」とうなづかざるを得ない。通常の広報活動として、単に大学のキャンパスでコカ・コーラとピザ、サンドイッチを提供しても、ここまで学生はのってこないし、嬉しさも幸せもさほど感じないだろう。上手に仕掛けを施すことで、提供する側も受け取る側も心の底から「幸せ」を感じ、まさに幸せを届けて皆と共有するという「Happiness Factory」のコンセプトにもかなうわけだ。

動画の最後には「次はどこで幸せを配ろうかしら」というメッセージがある。また別の大学か、あるいは他の人が集まるような場所での「幸せを運ぶ自動販売機(!?)」のようすが、そう遠くないうちに掲載されるに違いない。

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