【更新】「テレビ」「新聞」の今後利用意向大きく減少・1年で大きく変わるメディアの立ち位置

2010/01/14 05:05

新聞とテレビイメージヤフーバリューインサイトは2010年1月12日、情報メディアの利用度や信用度に関する調査結果を発表した。それによると、1年前の調査時点と比べて各メディアに対する「利用度」「信用度」「将来の利用意向」が、大きく変化していることが分かった。特に、いわゆる4大既存メディアのうち大きなシェアを占める「テレビ」「新聞」において、今後利用意向が著しく減少する傾向を見せており、時代の流れの加速感を予見(実感)させる内容となっている([発表リリース])。

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今調査は2009年12月16日から18日にかけてインターネット経由で15歳から59歳の男女に対して行われたもので、有効回答数は1000件。男女比は1対1で年齢階層比は10歳刻みで均等割付(10代は15-19歳)。なお類似調査は2005年以降毎年、ほぼ同じ時期に行われている。

今調査の目玉も前回同様、主要メディアを「利用」「信用」でXY軸に、各円の大きさを「今後の利用意向」で形作った「各メディアの立ち位置図」にある。これを前回の調査と今回の調査それぞれについて眺め見たのが次の図。

↑ 「各メディアの立ち位置図」(前回調査……2008年12月実施)
↑ 「各メディアの立ち位置図」(前回調査……2008年12月実施)

↑ 「各メディアの立ち位置図」(今回調査……2009年12月実施)
↑ 「各メディアの立ち位置図」(今回調査……2009年12月実施)

↑ 各メディアの立ち位置の去年からの変化(目算、△がプラス・▼がマイナス。-は今年初めて登場した項目)
↑ 各メディアの立ち位置の去年からの変化(目算、△がプラス・▼がマイナス。-は今年初めて登場した項目)

今回(ウェブ)メディアの進化・分化に伴い、いくつかの項目が新設・削除されている。追加されたのは「『Twitter(ツイッター)』などのつぶやき系ミニブログ」だけだが、同項目の利用割合そのものはまだ低迷しているものの、今後の利用意向はかなり大きい事が分かる。他のウェブサービスはほぼ変化がないか、あるいは公式の各サービスに少々の伸びが確認できる。

一方で「テレビ」「新聞」の今後利用意向は、前回以上の加速度で減少していることが確認できる。今調査がインターネット経由であることを割り引く必要はあるものの、紙媒体のすう勢が見て取れる結果となっている。公式のウェブサービス(企業の公式サイトなど)が伸びているのは、あるいはこれら「テレビ」「新聞」の衰退に伴うところが大きいのかもしれない。



なお前々回の発表時には詳しいデータが掲載されていたこともあり、【従来四大メディアとポータルサイトの利用度大幅に低下・動画投稿サイトが大きな勢力に】【10代は動画投稿サイトが大好き!! 年齢階層別に見た「従来四大メディア」と新情報メディアのせめぎ合い】【動画投稿サイトVSテレビ! 主要メディアの立ち位置変化を年齢順で見てみる】などで、主に年齢階層別のメディアとの係わり合いを細かく解説できた。

今回の資料では前回と同じように、各年齢階層別視点のデータは掲載されておらず、概要データの報告のみが行われている。残念ながら2年との比較は断念せざるを得ないが、今回掲載分の他データについても、機会があれば少々掘り下げて確認していくことにしよう。


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