【更新】子供のインターネット利用、いつからOK? 「中学入学後」が17.9%と多数・6.4%は「高校卒業後」

2010/01/17 08:24

インターネットの安全な利用法イメージ「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2010年1月12日、インターネットの安全学習に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、子供がインターネットを利用しても良いとする学年は「中学1年生」とする回答がもっとも多く17.9%をしめていた。ボリュームゾーンとしては小学4-5年が合わせて29.3%と3割近くだが、傾向としては高校1年生・小学1年生など「学校の節目」を答える人が多い。また、小学生未満とする回答が1割強いる一方、高校卒業後とする回答も6.4%おり、子供のインターネットとの接触については、多様な意見があることが確認できる([発表リリース])。

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今調査は2009年12月14日から12月17日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は468人。男女比は57.3対42.7で、年齢階層比は20代33.3%、30代34.6%、40代32.1%。

子供のインターネット利用については、見分を広め、生活に必要不可欠な操作方法・技術を身につけるというプラスの効用がある一方、【子供がネットトラブルを起こしそうな場所、親はちゃんと把握して……ない!?】などさまざまなリスクと直面することにもなる。社会性や一般常識を十分に習得していない子供が「十分な知識と経験の無いままに」世の中すべての物事に触れる危険性に対し、危惧する保護者も多い。フィルタリングサービスなどはその懸念を解消する一つの手段だが、あくまでも対応策でしかないのが現状。

そこで、子供がインターネットを利用することについて、どの学年の時点で許すべきかについて尋ねたところ、もっとも多い回答学年は「中学1年生」で17.9%、次いで「小学5年生」で15.4%という結果になった。

↑ 子どものインターネット利用はいつから許してもいいと思いますか?(択一)
↑ 子どものインターネット利用はいつから許してもいいと思いますか?(択一)

ボリュームゾーンとしては小学3年生-中学1年生の層がもっとも多く、これらで63.6%を占める。小学校中学年から中学入学の期間になれば、「もうインターネットを使わせてもいいかな」という認識なのだろう。

一方、三角マークで記しているように、小学1年生・中学1年生・高校1年生、そして高校卒業後という「学校の節目」で認可する人が多いのも特徴の一つ。学校の節目が分別の節目といったところか。保護者としても子供に説明がしやすいのも、節目を使う理由の一つと思われる。

これを男女別で見ると、「小学生未満」や「高校1年生」の部分を見ると分かるように、全般的には男性よりも女性の方が、認可するタイミングがやや遅めなのが確認できる。

↑ 子どものインターネット利用はいつから許してもいいと思いますか?(択一)(回答者男女別)
↑ 子どものインターネット利用はいつから許してもいいと思いますか?(択一)(回答者男女別)

今データは子供の性別では無く、回答者の性別によるものだが、自分自身の性別に照らし合わせて考えてしまった結果によるものと考えれば合点がいく。

なお同調査別項目で「インターネットの安全利用教育」に関する設問がある。そこで「導入賛成」とした人の、安全利用教育の開始希望学年と、今件設問の「インターネットの利用許諾」とを合わせたのが次のグラフ。項目に一部不統合があるが、イメージはつかめるはず。

↑ インターネットの利用許諾と安全利用教育の開始希望学年
↑ インターネットの利用許諾と安全利用教育の開始希望学年

リリース原文でも指摘されているが、全般的に「安全利用教育を早めに、インターネットの利用そのものはそれよりも遅めに」という傾向があるようだ。



今設問では特に「インターネット」について利用媒体を限定していないため、パソコンだけでなく携帯電話や携帯情報端末(携帯ゲーム機など)経由でのインターネットへのアクセスも想定される。特に後者は触れる機会が多いため、子供自身の立場で考えても、触れたくなる誘惑にかられるのも理解できる。その分、保護者としては気苦労も多くなるわけだ。

教育課程では恐らくパソコンを用いた「インターネットの安全利用」に関する教育をメインに行うことになる。しかし現状における利用状況を考えれば、携帯電話経由でのインターネットに対する啓蒙も積極的に行われてしかるべきだろう。

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