【更新】87.9%が賛成・学校の必須科目に「インターネットの安全な利用法」の導入是非について

2010/01/13 07:14

インターネットの安全な利用法イメージ「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2010年1月12日、インターネットの安全学習に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、学校の必須科目として「インターネットの安全な利用法」を教えることについて賛成の意を表している人は87.9%に達していることが分かった。また、具体的に教え始めるべき学年としては小学5年生とする意見がもっとも多く、小学校中学年-高学年の範囲が多数を占めていた([発表リリース])。

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今調査は2009年12月14日から12月17日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は468人。男女比は57.3対42.7で、年齢階層比は20代33.3%、30代34.6%、40代32.1%。

リリースにもあるように、イギリスでは「インターネットの安全」についての授業が中学校で必須科目となっているとのこと。また日本でも2011年9月から小学校でも必須課目になる予定とのこと。そこで、「インターネットの安全な利用方法」などを学校の必須科目として教えることについて、どのように思うか尋ねたところ、全体では50.9%が強い賛成の意を、37.0%がやや賛成と答え、合わせて87.9%が賛成派という結果になった。

↑ 2011年9月から小学校でも必須課目になる予定とのこと。インターネットの安全な利用方法などを学校の必須科目として教えることについて、どのように思いますか?
↑ 2011年9月から小学校でも必須課目になる予定とのこと。インターネットの安全な利用方法などを学校の必須科目として教えることについて、どのように思いますか?

元々インターネット経由の調査ということもあり、ネットでの安全の啓蒙の必要性は肌身を持って感じているはず。その点ではバイアスがかかっている感は否めないが、それでも多くの人が賛意を示していることに違いは無い。というより、今調査では具体的理由までは尋ねていないが、むしろ「なぜ反対するのか」その理由が知りたいところ。【小中学生の携帯電話へのフィルタリングサービス導入率は43.1%】でも触れているが、何の前知識も無くインターネットという「大海原」に子供を歩ませたのでは、無免許で自動車を走らせるようなもの。導入方法や他の授業との絡みもあるだろうが、反対する理由が今一つ理解できない。

さて、それではその「インターネットの安全性」について教えるなら、どの学年からの方が良いと考えているのだろうか。賛意を示した人に限定して、具体的な学年を択一で聞いたところ、全体ではもっとも多かったのは「小学5年生」で25.1%だった。

↑ もしインターネットの安全について日本の学校の必須科目として教えるならいつからがいいと思いますか?(賛成限定)(択一)
↑ もしインターネットの安全について日本の学校の必須科目として教えるならいつからがいいと思いますか?(賛成限定)(択一)

全体では小学3年生-小学5年生がボリュームゾーンで、この層に61.2%が含まれている。小学校の中学年-高学年の間に、インターネットのリスクを学ばせた方が良いという配慮は、同時にこの年代あたりからインターネットに触れる機会が多いことをも意味している。ただし【小学生のインターネット利用率、6年生では8割超えに】などのデータを見る限りにおいては、もう少し早めでもバチは当たらない感はある。

↑ 未就学児、小学生のインターネット利用率
↑ 未就学児、小学生のインターネット利用率(再録、【小学生のインターネット利用率、6年生では8割超えに】より)

繰り返しになるが、インターネットは今や電気や水と同レベルの、生活必需品・インフラとしての立ち位置を確保している。一方で【子供がネットトラブルを起こしそうな場所、親はちゃんと把握して……ない!?】で解説しているように、子供が足を踏み入れ得る「危ない場所」も少なくない。啓蒙活動はそれこそ小学1年生の段階から始めてもバチは当たらないのかもしれない。

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