工事の進行具合まで分かる、マクドナルドの「あっ」と言わせる広告

2010/01/10 06:59

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工事の進行具合まで分かる、マクドナルドの「あっ」と言わせる広告イメージ【みるみる楽しくなるマクドナルドの広告たち】【他の店が閉店すると宣伝できるマクドナルドのシャレた広告】などのように、日本でもおなじみの[マクドナルド(2702)]は世界中で奇抜な、あるいはクスリとさせてくれる興味深い広告を多数展開している。今回紹介するのもその例にもれず、海外のマクドナルドの広告なのだが、一風変わっているのは現在開店している店のものではないということ。現在改装工事中で、間もなくリニューアルオープンするマクドナルドをアピールするためのものなのだが……(【トリガー記事:Toxel.com】)。


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↑ 3週間前。ショベルカー
↑ 3週間前。ショベルカー

↑ 2週間前。運搬一輪車
↑ 2週間前。運搬一輪車

↑ 1週間前。工具箱の中にあるニッパーなど
↑ 1週間前。工具箱の中にあるニッパーなど

これはデンマークのBirkerod(※トリガー記事だと「フィンランド」となっているが、これは間違い)にあるマクドナルドのリニューアルオープンの際に、工事中の期間に掲載されたポスター。3週間前から1週間ずつ、合計3枚の絵柄が用意されている。見た目はごく普通の工事現場なのだが、よく見ると各写真に黄色い部位(ショベルカーの腕の部分や運搬一輪車の骨組み、ニッパーやプライヤーの柄)でマクドナルドのシンボルマーク「M」が描かれ、これがマクドナルドの広告であることが分かる。

さらに細かいのは、3週間前から2週間前、1週間前とカウントダウンするごとに、「M」を形作る道具・工具が細部のものに変わっていくこと。ショベルカーから運搬一輪車、そしてニッパーなどに「M」を形作る工具が変化するにつれ、ポスターを見ている人たちは少しずつ店舗改装が進んでいることをイメージできるわけだ。

今件ポスターは、マクドナルドのイメージロゴがシンプルで、多くの人にひと目で理解できるものだからこそ出来た広告手法といえる。逆にいえば、色々と応用を利かせるためには「ブランドイメージのロゴは極力シンプルな必要でなければならない」ということでもあるのだろう。


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