【更新】賛成派はわずかに13.4%・インターネット上での実名公表、賛成? 反対??

2010/01/05 07:01

実名?「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2010年1月4日、インターネット上における実名の公表に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においてはインターネット上の実名公表について賛意を示している人は13.4%に留まっていることが分かった。強い反対の意を示す人が4割以上・反対する人4割強を合わせ、8割強が反対の意向を表明している。現時点の日本のインターネット界隈では、実名公表は否定的意見が多数を占めているようである([発表リリース])。

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今調査は2009年12月7日から12月10日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は492人。男女比は52.4対47.6で、年齢階層比は20代30.1%、30代28.5%、40代41.5%。

【ミクシィ(2121)】が運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)【mixi】でも問題視される時期があったように、インターネット上における実名の公表は「諸刃の剣」なのが実情。自分自身の本名を知っている人が自分を探してくれる、アプローチをかけてくれるなどのメリットがある一方、悪意を持つ第三者によって良からぬことをする材料に使われる(個人情報を探られる)可能性もある。一方本文にもあるように、アメリカを発祥の地とするSNSで現在猛烈に会員数を伸ばしている「Facebook」は実名公表が原則のため、「インターネット上で実名を公表すること」の是非について再び問われる機会が増えている。

それではズバリ「インターネット上で実名を公表することの是非」について、調査母体内ではどのような意識を持っているだろうか。4択で尋ねたところ、否定派が圧倒的多数を占める結果となった。「とても賛成」は2.4%・「賛成」は11.0%。足しても13.4%しか賛成派はいない。

↑ インターネット上で自分の実名を公表することについて、あなたはどう思いますか?
↑ インターネット上で自分の実名を公表することについて、あなたはどう思いますか?

反対派では「どちらかというと反対」「とても反対」がほぼ半々を占め、全体で86.6%。圧倒的多数を占めている。冒頭でも触れているが、現状の日本ではインターネット上での実名公開には強い抵抗感があると考えて間違いない。

属性別で見ると、男女別では男性の方が、年齢階層別では若年層の方が多少ではあるが賛成派が強い。女性の方が、そして高齢層の方がプライバシーに関して敏感なのだろう。しかし例えば男性でも賛成派は2割にも満たず、否定派が圧倒的である状況に変わりは無い。

日本のインターネット文化においては匿名性の強い意思表示(ハンドルネームの利用)が普及していること、そして個人情報保護に対する法的備えが弱いことなどが、実名公開への抵抗感の強さの理由だと思われる。

「Facebook」の日本への本格参入がこの状況を変えるきっかけとなるのか、それとも高いハードルとなって普及が遅れるのか、普及せずに事が進むのか、あるいは日本の現状にマッチした新しい文化・スタイルが生み出されるのか。現時点ではまだ判断は難しい。今後の動向を注意深く見守りたいところだ。

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