【更新】出来高に見る国内外投資家の投資スタンスの違い…海外投資家、五週連続の買い超し(2010/01/04)

2010/01/05 07:00

東京証券取引所は2010年1月4日、2009年12月21日から12月25日(12月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は1兆3823億0915万1000円なのに対し、買い総額は1兆7698億4980万4000円となり、差し引き3875億4065万3000円の買い超しとなった。これは先週から続いて五週連続の買い超しとなる。なお法人、個人、証券会社は共に売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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12月21日から12月25日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……5727億2975万4000円/5017億1305万3000円(710億1670万1000円売超)
・個人……1兆2021億8817万8000円/8666億2638万4000円(3355億6179万4000円売超)
・外国人……1兆3823億0915万1000円/1兆7698億4980万4000円(3875億4065万3000円買超)
・証券会社……1178億0387万4000円/1079億3044万6000円(98億7342万8000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

11月24日-27日……73億9861万0000円買超
11月27日-12月4日……6033億2414万1000円買超
12月7日-11日……52億3048万4000円買超
12月14日-18日……1426億6073万9000円買超
12月21日-25日……3875億4065万3000円買超

今回計測週は元々年末で特に外国人投資家の出来高が減少する中で、さらに営業日が通常より1日少なく、やや閑散とした取引となっている。法人・個人・証券会社の出来高はさほど落ちていないものの、外国人投資家のそれが半分近くに落ちており、国内外投資家の投資スタンスの違いも見て取れよう。また、状況としては「個人の売りを外国人が拾っている」形となり、個人が大きく売り超し・外国人が大きく買い超しているのも特徴。先週も触れたように為替レートの問題もあるのだが、ここまで売り買いのスタンスが入れ替わっているのも珍しい。

次回計測週以降は年末大納会を含み、実質営業日はわずか3日。データとしては「ついで」「オマケ」のレベルとなる。大発会を含む現在進行週も(新システム「アローヘッド」の稼働状況の様子見とあわせ)出来高はさほど多くない状況。本格的な各区分の投資状況が見えてくるのは、来週進行週以降のこととなるだろう。

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