便利なのか不便なのかよく分からないトースターたち(焼き印編)

2010/01/04 07:25

便利なのか不便なのかよく分からないトースターたち(焼き印編)イメージ日本ではパン食はあまりメジャーではないせいもあり、愛着はどちらかというと薄い方なのだが、欧州ではトースターへの愛着心はかなり強く、以前【絶対に焦げ付かないトースター発明される】【心がちょっぴりハッピーになれるトースター】で紹介したような多種多様な商品が発売され、生み出されている。先日【Toxel.com】ではそれら「面白ユカイなトースター」の特集を(元日に)組んで紹介していた。パン食にあまり興味が無い人も「なにこれ面白い」と思えるようなものがいくつも見受けられたので、2つの視点で区分した形でチェックを入れていくことにしよう。今回はそのうち「焼き印編」。【毎朝『スターウォーズ』気分が満喫できるトースタ】でも紹介したような、食パンの生地の部分に色々な焼き目をつけて楽しむタイプのトースターたちだ。

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メッセージトースター
メッセージトースター

元記事は【こちら】。CDドライブのような形をしたトースターの上にセットされているミニタイプのホワイトボード上に、専用のペンで色々と文字や絵を書くと、それがそのまま焼き印として反映されて食パンが焼けるという仕組み。残念ながらコンセプトデザインレベルのもので、実用化はされていない。

「食べている間に読んでね」とは洒落たものだが、技術的には「ホワイトボード部分の書き込みをいかに焼き印として反映させるか」「細かい書き込みをどのようにして鮮明な形で焼き印にできるか」など課題は少なくない。それこそレーザートレーサーを使い、レーザー光線で書き込みを反映するような(要は後述するレーザープリンターのように)仕組みを作ればよいように思えるが、なかなか難しいかもしれない。


VHSトースター。
VHSトースター。

VHSデッキを使ってトースターを作っただけでなく、焼き上がったパンに「VHS」の焼き印をほどこすというこだわりの逸品。【元記事】にもあるように、コンセプトデザインではなくしっかりと自作して作られたもの。元記事のコメントを読むと多くの意見として「くだらねぇ-(賛美の意味で)」の声が挙げられているのが分かる。中には「本物のVHSテープを焼いてみたら?」という、からかいのメッセージも。記念品としては面白いだろうが、実用品としては以下略。


Zuse Toaster。
Zuse Toaster。

最後は動画にもあるように、ドット絵をそのままプリント、もとい焼き印として食パンを焼くことができるトースター。見た目はそのままプリンターのようで、仕組みもほぼそれに近い。【元記事】などによれば、実際に描写できるのは12×12のドット絵(各ドットは焼く・焼かないのみ)で、データを入れた専用のメモリチップを指し込んで、焼き印のデザインを変えられるとのこと。まるで簡易型レーザープリンターのようだが、そこまで精密なものは出来ないらしい。



本文中でも何度か触れているが、レーザープリンターあたりの技術を応用するか、そうでなくとも外部からのデータを取り込んで焼き印のデザインが出来るようにする仕組みは、そう難しくはないはず(細かい部分まで焼くか、ドット絵程度にするかはともかく)。そのような商品がなぜ作られないのかを考えてみると、やはり熱の問題、そして費用対効果の問題があるものと思われる。

あまりシンプルな形・発送のものにし過ぎると、かつて紹介した【あのランチパックパンを自宅で作れる「サンドでパンだ」】のようにあっという間に模倣品が創られ100円ショップに並べられる。高すぎると、元々食パンに色んな焼き印をして楽しむ機会があまりない日本では、費用対効果が悪過ぎて売れなくなる(シンプルなトースターなら2000円前後で良いものが買える。絵柄をつけるためだけに万単位のトースターを買う人もいないだろう)。

とはいえ、自分の考えたデザインでパンを焼くのは、やはりそそられるものがある。個人で楽しむのならともかく、個人事業でパン屋を営む人ならそれなりのニーズがある、あるいは自作するだけの価値はある、のかもしれない。

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