コンビニで肉まんやおでん、どれくらいで買ってる? 「週一以上」は19.5%

2010/01/03 08:50

コンビニおでんイメージマイボイスコムは2009年12月22日、コンビニ調理品に関する調査結果を発表した。それによると、コンビニエンスストア(コンビニ)のレジ横調理品を週一回以上購入している人は全体の19.5%に達していることが分かった。その一方、3年前の前回調査結果や「一年前と比較した購入頻度」の結果を見ると、コンビニ調理品の購入頻度は減る傾向にあることが見て取れる(【発表リリース】)。

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今調査は2009年12月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万4375人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代1%・20代14%・30代33%・40代30%・50歳以上22%。

「コンビニ調理品」とはコンビニのレジ横やその周辺で販売している食品。具体例を挙げると肉まんやから揚げ、おでん、ソフトクリーム、コロッケ、フライドチキン、フランクフルトなどとなる。【「コンビニが フライドチキンで チキンレース」ローソンとファミリーマートのジューシーな戦い】などで触れているが、これら「レジ横商品」「コンビニ調理品」は利益率が高く(=単品あたりの儲け度が高い)、コンビニ側としては力を入れたい商材。

そのコンビニ調理品の購入頻度について尋ねたところ、「ほとんど毎日」の人が2.0%、「週に3-4日」つまり2日に1度は購入している人が4.0%。「週に1-2回」の13.5%までを合わせた「週に1回以上」の人は19.5%に達していた。5人に1人は週一以上の割合でコンビニ調理品を購入している計算になる。

↑ コンビニ調理品の購入頻度
↑ コンビニ調理品の購入頻度

「月に一度以上」の区切りで考えれば過半数の人が買っていることになるが、イメージ以上に購入者が少ない感は否めない。冬場と比べて夏場はコンビニ調理品の出番が少ないこともあり(※コンビニ調理品はレジ横に置かれ、その香りで会計時のお客に「ついで買い」を誘うのが戦略の一つ。よってアイスクリームなど「香り」が出せない夏場の調理品は少なくなる)、頻度を減らす一因となっているのかもしれない。

昔と比べて増えた? 減った??
それでは時系列的な変化は起きているのだろうか。同様の調査は3年前の2006年12月にも行われており、その結果と今回の結果を比較したのが次の図。

↑コンビニ調理品の購入頻度(3年前の結果と比較)
↑コンビニ調理品の購入頻度(3年前の結果と比較)

濃い利用者はほとんど変わりないが、週一前後の利用者が減り、あまり購入しない人・ほとんど購入しない人の割合が増加していることが分かる。

これだけなら「たまたま偶然」かもしれない。しかし同調査では別項目でわざわざ「一年前と比較したコンビニ調理品購入頻度」について尋ねており、その結果を見ても購入頻度が減少した人の割合が大きいことが分かる。

↑ 一年前と比較したコンビニ調理品購入頻度
↑ 一年前と比較したコンビニ調理品購入頻度

「増えた派」は12.0%、「減った派」は31.0%。3倍近い割合で後者の方が多い。

コンビニ調理品の購入頻度が変わった理由について詳細資料ではコメントの一部が列挙されているが、そのうち「減った派」の意見を読むと「高い」「健康のため」「ダイエットのため」など、経済性・栄養面を考えて購入を控えるようになったという意見が多い。これはコンビニ調理品の宿命でもあり、避けがたい要素ともいえ、コンビニ側としては頭の痛い話ではある。

栄養面では例えばヘルシー志向の食品を提供すればカバーが出来る。しかし経済面では(利益率の高さが存在価値でもあるので)調整は難しい。打てる手としては大きさを小さくして販売単価を下げることくらい。昨今のコンビニでミニサイズのコンビニ調理品(小さな中華まんや1つあたり30円前後のからあげなどの惣菜)が増えてきたのも、あるいはこれら顧客側のニーズに応えてのものなのかもしれない。

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