【更新】今年一番使ったケータイの機能は? メール、ネット、それとも通話??
2009/12/24 07:27


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今調査は2009年12月2日から12月7日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は541人。男女比は56.6対43.4で、年齢階層比は20代35.1%、30代28.7%、40代36.2%。
携帯電話の機能のうち、どれを良く使っているかについては過去にも【ケータイで脇役扱いの通話機能。しかし見方を変えると……】や【携帯の利用頻度は「メール」「通話」「ネット」の順、お昼と帰宅後はメールばかり】など複数のデータを解説している。今件においてもやはりもとも良く使われている機能は「メール」で、52.0%の人が回答していた。

↑ 今年1年で、最も利用した携帯電話の機能は何でしたか?
携帯「電話」というからには、本来音声通話機能が一番使われても、と思う人もいるかもしれない。しかしやはり現在では第3位に留まっていることからも分かるように、あくまでもサブ的な機能としての立ち位置のようだ。また【携帯のアラーム機能で目を覚ます人は約7割、半数は「目覚ましのメインが携帯」利用者】でも触れているが、「目覚まし機能」を一番使った人も9.0%と1割近くに達している。
これを男女別で見ると、メール・インターネットはほぼ同じだが、次の「音声通話」「目覚まし」では大きな違いを見せている。

↑ 今年1年で、最も利用した携帯電話の機能は何でしたか?(男女別)
「音声通話」を一番使った人は男性の方が多い。これはビジネスシーンでの利用が原因だろう。一方「目覚まし」は女性の方が男性の2倍以上。先の記事では男女別のデータが無かったこともあり、「女性の方が携帯の目覚まし機能を多用している」という点で意外な事実が判明したといえる。
年齢階層別ではまた違った視点で結果を眺めることができる。

↑ 今年1年で、最も利用した携帯電話の機能は何でしたか?(年齢階層別)
「インターネット」の項目が年と共に減少していくのは理解できる。「目覚まし」の減少ぶりや、「音声通話」が歳と共に増えるのも「そんなところかな」といったところ。問題なのは「メール」の項目で、もっともよく使っていると思われる20代より、30代・40代の方が「メールを一番使った」という人が多いのだ。これはどうしたことだろう。
回答が多い理由
・ネットよりメールの方が
ハードルが低いから?
・ママ友同士で子供の受験の
情報交換?
・メールで子供の
安否の確認?
またこれとは別に、30代・40代になると、子供の安否確認のためにメールを用いる場面、さらには【中学受験の子供を持つ母親、情報交換に使う手段は何だろう?!】でも解説しているように、受験生を持つ母親同士の情報交換にメールを多用している可能性も否定できない。
年齢階層や性別で最多利用機能が異なるということは、それだけ多種多彩な使われ方・場面に携帯電話自身が柔軟に対応しているのを意味する。携帯電話を多用しながら育った世代が成人になるにつれ、ますます色々な使われ方が見出されるだろう。テレビが単純に番組を受信するだけでなく、ビデオやDVDの映像再生機、ゲームの画像出力機、果てはインターネット接続用の端末の一部に使われるようになったのと同じで、携帯電話も今現在では思いもつかない利用方法が提案され、普及していくに違いない。
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