50%超が「興味があれば降りても覚えている」・電車内広告は意外と高効果

2009/12/21 07:01

トレインチャンネルイメージネットエイジアは2009年12月17日、電車内広告の広告効果に関する実態調査の結果を発表した。それによると調査母体において、電車内広告を「乗るたびに注意して見ている」人は3割近くに達していることが分かった。「他にすることが無い時に見ている」「興味がある内容ならば見る」人も合わせるとほぼ100%の人が閲覧している。そしてそれら車内広告の内容を覚えているか否かについては、「興味があるものなら電車を降りても覚えている」人が過半数に達していることも分かった。目に留まり、ある程度興味関心を抱いてもらうことができれば、電車内広告は多くの人に強い印象を与えるようだ(【発表リリース】)。

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今調査は2009年12月2日から16日にかけて、 週1回以上「JR山手線」「JR中央線」「東京メトロ銀座線」のいずれかの電車に乗る「20歳-49歳」の男女を対象に、一都三県で携帯電話のインターネット経由にて行われたもの。回答数は1146人。男女比は602対544、年齢階層比は20代429人・30代438人・40代279人。

【「トレインチャンネル」-電車の中の液晶モニタ映像広告にみる、プロモーションメディア広告の善戦ぶり】【「トレインチャンネル」の秘密をちょっとだけのぞいてみる】で紹介したトレインチャンネル、そして一般のつり革広告などにもあるように、電車内広告は「閉鎖空間で」「ターゲットをある程度絞り込んで」情報を提供できるため、効率の良い広報展開が可能とされている。電車内広告の閲覧頻度は高く、今調査でも27.9%は「注意して見る」・43.5%が「他にすることが無い時は見ている」と答えている。

↑ 電車の車内広告閲覧頻度
↑ 電車の車内広告閲覧頻度

「興味がある内容ならば見るくらい」の26.4%をあわせると、内容・状況次第だが、実に97.8%の人が電車内広告を見ている計算になる。

広告にとって、その場で関心してもらうだけではあまり意味が無い。電車を降りても覚え続けてもらう、そして出来れば自社商品やサービスを触れるきっかけとして欲しいというのが本音(企業イメージそのものを高めるCIタイプの広告でも、間接的に企業が提供する商品購入の動機を高めるものとなる)。そのためには、電車内で直接携帯電話を使ってアクセスする以外は、電車を降りてもその広告・紹介されたサービスや商品を覚えておいてもらう必要がある。

そこで電車内広告について電車を降りた後、どの程度覚えているのかを聞いたところ、「興味が無くても覚えている」人は数%しかいなかったが、「興味があれば覚えている」人は50.1%に達していた。

↑ 電車の車内広告の内容をどの程度覚えているか(「広告にもよるが」の前提)
↑ 電車の車内広告の内容をどの程度覚えているか(「広告にもよるが」の前提)

固有名詞は忘れてしまうが、イメージ的なものは覚えている人も2-3割に達している。「広告内容にもよる」(自分が目に留めないようなものなどは除くということ)という前提はあるが、7-8割の人は電車を降りても何らかの形で電車内広告を認識し続けていることが分かる。

興味深いのは全般的に男性よりも女性、そして女性においては若年層よりも中堅層の方が、電車内広告の効果が高いと思われる結果が出ていること。40代女性においては「電車を降りたら忘れてしまう」人は12.4%でしかなく、87.6%もの人が何らかの形で頭に広告のイメージを残している計算になる。特にトレインチャンネルで、ダイエット商品やフィットネスジム、美容品の広告比率が高いように見られるのは、実はこのような傾向を知った上でのことなのかもしれない。

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